[第一部] 社会文化学系:日本社会論

ゼミナール紹介

大岡 聡ゼミ

テーマ「日本社会論」

開講年 2022年〜
本ゼミの目的と学習内容 19~20世紀の日本社会を研究し,現代日本社会の特質や社会問題の構造への理解を深める。
学修の効果・成果等について このゼミナールでは,19~20世紀の日本社会を歴史的に研究し,現代日本社会の特質や社会問題の構造への理解を深め,未来への展望を探ること目的としている。
▼「なぜ戦争観が対立するのか?」「女性の地位が低いのはなぜ?」「なぜ日本のデモクラシーは脆弱なのか?」「ナショナリズムってなんだろう?」「都市化や大衆化は人びとの生活や意識をどのように変えたか?」「過剰な規律化や同調圧力はどのように生じるのか?」……例えばこのような,自分にとって切実な「問い」=現代的な問題関心を持って,歴史を探求し,歴史から学ぶ力をつける。
▼3年次前期は基本文献の輪読を行い,基礎的素養を身につけるとともに,問題意識の涵養を図る。3年次後期には,テーマを決めて共同研究を行う。その成果は学園祭等での研究発表を経て報告書としてまとめたい。 ▼4年次には,ゼミナール論文のための中間報告を行い,期限までに執筆する。
▼学生生活の総決算であるゼミナール論文のテーマは自由。とことん自分を見つめ,考え抜いて,自分にとって切実なテーマを決めてほしい。
卒業生の主な進路先(職種・業界) 専門を活かすという意味では,大学院進学や中学・高校教員,社会教育やまちづくりに携わる公務員,マスコミや旅行・観光関連分野への就職が考えられるが,ゼミナールで身に付けたリサーチ能力や読解力・思考力・表現力,プレゼンや協働の経験,歴史的なものの見方・考え方は,どんな現場においても武器になるはずである。