Q&A
授業について
- カリキュラムの主な内容・特色を教えてください。
- 本学部の授業科目は,以下のとおり総合科目・外国語科目・体育実技科目・専門基礎科目及び専門科目から構成されています。
①総合科目は,自分と社会との関係や自然との関係への自覚を促すことに眼目があり,内面的な精神生活を充実させるという意味での教養という学問分野です。講義科目は,総合科目と専門科目が有機的に組み合い,多様な観点に基づく高度で刺激的な内容を有する「総合科目特論」,小人数クラスで専門書講読を行う「基礎研究」,共通のテーマに対して,複数の講座担当者がそれぞれ異なる視点から検討を加えていく「総合講座」などを設置しています。
②外国語科目は,必修外国語(英語),選択必修外国語(ドイツ語・フランス語・中国語),随意選択外国語(スペイン語・韓国語・ロシア語)が設置されています。英語は,「言語文化・教養コース」・「英検・公務員試験コース」・「国際キャリアデザイン・TOEFL(R)コース」・「キャリア英語・TOEIC(R)コース」・「コミュニケーション英語コース」の5つのコースから構成され,大学での研究への動機付け,各種資格試験対策,また,卒業後も生かされる英語能力を身に付けられるように学習プログラムが組まれています。ドイツ語・フランス語・中国語も「言語文化・教養コース」・「資格試験・キャリアデザインコース」・「国際キャリアデザインコース」・「コミュニケーションコース」の4つのモデルコースが組まれており,効果的な学習が可能になるようになっています。
③専門基礎科目は,各学科独自の科目を設置しています。専門科目を学ぶに先立って,各学科の基礎知識を修得すると同時に,学科の全体像を概観してもらうことを目的とした科目です。法学,政治学,経済学,マス・コミュニケーション概論,公共政策論が設置されています。
- 他の学科の専門科目は履修できますか。
- 第一部について,他学科の専門科目はその履修を認めています。例えば,新聞学科は,ジャーナリズムやマスコミの研究,そして新たに情報社会環境の考察という境界領域に位置する学際的な学問であり,隣接諸学科の幅広い知識が要求されることから,法律,政治,経済といった専門知識も必要となるので,法律学科や政治経済学科等,他の学科の専門科目を履修し,卒業単位とすることができます。
- ゼミナールについて教えてください。
- 3,4年を通し継続での履修登録が必要です。
学生が小人数(15名程度)で教員の指導を受けながら,特定のテーマについて研究を深めていく大学ならではの授業のことです。先生の話を聞くことが中心の講義と違って研究発表や討論など学生が中心になって研究を進めていきます。
本学部は,専門分野の専任教員と学生が教育効果を上げるため少人数教育の場としてのゼミナールを重視しています。ゼミナールは履修において,学科を限定しませんので多様な分野から選択できます。試験内容は,2年次の11月に筆記(論文,作文)・面接試験などにより実施されます。ゼミナールは学生の人気も高く,就職・国家試験の受験などに有利だと言われています。
- 多くの研究室がありますが,(1)司法試験,(2)司法書士試験,(3)弁理士試験,(4)税理士試験,(5)各種公務員採用試験,(6)公認会計士試験の合格を希望する者は,どの研究室に入室すればよいのですか。
- (1)司法科研究室=司法試験
法曹(裁判官・検察官・弁護士)を志し,法科大学院や司法試験・司法試験予備試験を受験しようとする学生を対象に,司法試験に精通した教授・裁判官・弁護士・司法試験合格者が特別講義・答案練習会・小人数によるグループ指導等のきめ細かな指導に当たっています。入室希望者は,第一部,第二部の別なく,選考試験により入室することができます。一年生は仮登録により4月から入室できます。入室試験は9月下旬に論文形式で実施します。
(2)司法書士科研究室=司法書士試験
平成 21 (2009) 年から本格的に稼働した研究室であり,司法書士を目指す学生の学習を支援することを目標としています。課外講座と連動し,OB·OG司法書士による,記述式 科目を含め試験科目全般についての十分な指導を行っていきます。
入室試験は 10 月に筆記試験により行われます。
(3)弁理士科研究室=弁理士試験
弁理士(特許権や商標権などの「知的財産権」の取得管理を扱う)を目指す学生のための研究室です。入室試験は4月下旬,面接及び筆記試験により行われます。
(4)税理士科研究室=税理士試験
税理士を目指す学生のための研究室です。会計学・各種税法学を中心に指導が行われています。入室試験は4月と10月の2回,面接試験により行われます。
(5)行政科研究室=国家公務員採用総合職試験・国家公務員採用一般職試験・地方公務員採用(上級)試験
公務員採用試験の中でも最難関といわれる「国家公務員採用総合職試験」をはじめとする各種公務員採用試験の合格を目指す学生のための研究室です。指導内容は研究室での自習をベースに,研究室生のみ受講可能な面接対策講座(集団討論,集団面接対策)等を実施しています。入室試験は毎年秋に行われます。
(6)公認会計士科研究室=公認会計士試験
在学中に公認会計士(CPA)試験の合格を目指す学生のための研究室です。これから,公認会計士試験の受験を志すものを対象に各種講義を開講しています。面接諮問で入室の可否を決めます。
- 各種資格試験のための課外講座について教えてください。
- 本学部では各研究室の受験指導のほかに,第一部,第二部の別なく,本学部の学生であれば受けることができる課外講座として,司法書士講座,行政書士講座,宅地建物取引主任者講座,会計分野講座,公務員講座,進学・就職対策講座等を開講しています。また,以上のほかに外国人教師による海外留学のための短期語学集中講座が実施されています。
- 第一部と第二部のカリキュラム・授業内容は違うのですか。
- 第二部には法律学科があり,カリキュラム・授業内容は第一部と同じです。
- 第二部から第一部への転部はできますか。
- 転部とは,第二部から第一部への学籍異動のことを指します。
- 転部希望者の選考は,1年次生から2年次生になる時及び2年次生から3年次生になる時に行なわれます。
- 選考時までの学年末試験(累積)が,選考に重要な要件となりますので,日常の勉学に励んでください。
- 転部を希望する場合は,出願資格等が定められるので,法学部入学センターまで問い合わせてください。
- 成績評価はどのように決まるのですか。
- 成績評価は,単位認定に足りうる授業への出席と定期試験の結果によって概ね決定しますが,授業内における小テストやレポートなどの課題の提出を総合的に評価のうえ決定されます。また,科目の特性(体育実技など)により,期末試験によらず,授業内での評価によって決定される科目もあります。詳しくは,シラバスに書かれている「評価方法」の項目を参照してください。
- 1年次に配当されている科目を2年次以降に履修してもいいですか。
- 1年次に配当されている科目は,2年次以降に履修することは可能です。
ただし,上級学年に配当されている科目は,1年次では履修することはできません。
入試について
- 一般入試入学願書の入手方法について教えてください。
- 入手方法についてはこちらからご確認ください。
- 地方試験を実施していますか。
- 平成26年度入試より「N方式第1期」(同一試験日,同一問題で複数の学部(学科)を併願できる入試)を導入します。なお,N方式第1期では下記地方試験場を設けます。
【試験場】
札幌,仙台,郡山,千葉県<船橋/松戸/津田沼>,東京都<水道橋,御茶ノ水,祖師谷大蔵>,新潟,三島,名古屋,大垣,大阪,広島,福岡
- 第二志望はどう取り扱うのですか。
- 法学部では,一般入学試験第一部A方式第1期及び第2期において,出願時に第二志望を認めています。第一志望学科の合格基準には達していないが,第二志望学科の合格基準には達している場合に,その学科への合格を認めるものです。その判定基準は,各学科の合格基準点が異なった場合,合格基準点に達している学科に合格とすることです。例えば,第一志望が新聞学科,第二志望が政治経済学科とした場合,第一志望の新聞学科の合格基準点には達していなかったが,第二志望の政治経済学科の合格基準点に達していた場合,第二志望合格となります。
- 一般入試におけるマークシート方式の実施状況について教えてください。
- マークシート方式を導入していますが,一部記述式も併用しています。
- 学校見学・進学相談はできますか。
- 随時行っております。
詳細・申込等につきましては,法学部入学センターまでお問合せください。
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