国際交流 見聞録

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韓国

高麗大学校

期間
令和7年8月 ~
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新聞学科
森元 眞結 さん

交流から広がる世界,相互理解を目指して

日本大学本部交換留学制度を利用し,韓国・ソウルの高麗大学校へ。現地での日常や交流を通し,新たな視点や価値観を築く日々の記録を届けます。

【9月】「住む」から見えた本当の韓国 ~留学 1 ヶ月目のリアルな学び~

2026年10月14日

韓国での留学生活が始まり,約1か月が経ちました。9月は,たくさんの人との出会いや新しい経験を通して,多くのことを感じ,考える一か月となりました。

最近は,高麗大学の留学生交流会「KUBA」に参加する機会が多く,さまざまな国から来た留学生と交流しています。英語を共通言語として話す中で,先日はイタリアから来た学生と,ヨーロッパやアジアの国際関係について話しました。自分が大学で学んでいることを外国人学生と直接話すことができ,とても興味深く,有意義な時間でした。一方で,専門的な内容を英語で伝える難しさも実感しました。韓国語だけでなく,英語でも自分の考えを伝え,議論できる力を身につけたいという新たな目標もできました。

そして9月には,高麗大学校と延世大学校の定期戦
「高延戦(고연전)」も経験しました。特に印象に残ったのは,大学だけでなく,街やお店までが一体となって高麗大学校を応援していたことです。街中に応援幕が掲げられたり,前夜祭でアーティストやアイドルの公演が行われたり,応援オリエンテーションが開催されたりと,大学のイベントという枠を超えた盛り上がりを感じました。

また,私は毎週,国籍に関係なくサッカーをしたい学生が自主的に集まったチームでプレーしています。日本でもサッカーをしてきましたが,韓国でスポーツをすることには,また違った意味があるように感じています。言葉や文化が違っていても,スポーツを通して自然と交流できることは,留学ならではの経験だと思います。

留学に来る前は,韓国について知るためには韓国語を学んだり,授業を受けたりすることが大切だと思っていました。しかし,実際に暮らしてみると,街を歩くことや人との会話,食事やスポーツなど,日常のさまざまな場面が韓国社会を知るきっかけになります。例えば,韓国で生活していて身近に感じたものの一つが「チキン」です。街を歩けばチキン店を多く見かけ,学生同士でも身近な食文化として親しまれています。なぜ韓国ではこれほどチキン文化が広がったのか。その背景を調べていくと,韓国の社会や経済,歴史ともつながっていることが分かります。旅行で韓国を訪れるだけでは,こうした「なぜ?」に気づくことはあっても,その背景まで考える機会は少ないかもしれません。しかし,実際に暮らしていると,普段の何気ない風景や食べ物,人々の行動の中に,韓国社会を知るためのヒントがたくさんあることに気づきます。

まだ留学生活は始まったばかりです。それでも、この一か月だけで,授業では得られない多くの発見や出会いがありました。一つひとつの出会いや経験を通して,自分自身の視野を広げるとともに,異なる文化を持つ人同士が互いを理解するきっかけをつくれるような留学生活にしていきたいです。