アメリカ

ケント州立大学
- 期間
- 令和7年8月 ~
- 留学生近況ブログ
- 本部交換留学
- 政治経済学科
- 竹内 沙弥香 さん
Travel Broadens The Mind
令和7年度日本大学本部交換留学制度を利用し,2025年8月から2026年5月までアメリカ・オハイオ州のケント州立大学に留学中です。
【9月】アメリカでの新生活
2025年10月2日
①生活
ケント州立大学での留学生活が始まって,約1ヶ月が経ちました。正直,到着当初は「こんなに田舎なのか」と少々驚きました。アメリカの田舎を描いた映画の世界のように,周りは緑に囲まれ,キャンパスにはリスや鹿が住んでいます。また,徒歩10分ほどの場所にダウンタウンがあり,レストランや古着屋があります。東京が懐かしい気持ちも多少ありますが,今ではこの静かな環境が,勉強や人との対話に集中できる良さだと感じています。
②授業
国際政治,スピーチ・コミュニケーションなどの授業を履修していますが,こちらの授業スタイルには日本との大きな違いを感じています。先生と学生の距離が非常に近く,学生が何気なく発した一言を先生が拾い上げ,それを全体のディスカッションや授業内容につなげていきます。
③学び
最も興味深いのは,黒滝真理子教授の社会言語学ゼミで学んだ「ポライトネス理論」を実際に体感できていることです。英語には,日本語のような敬語はありませんが,現地の学生たちは,相手との距離感・敬意を言葉の伝え方で,表現していることが分かりました。
私の留学目的の一つである「日本を外側から見つめ直す」ことと,「言語と文化の深いつながりを実体験する」ことが,予想以上に早い段階で現実のものとなっています。まだ1ヶ月という短い期間ですが,これからも日本では得られない気づきを大切にしながら,自分の研究や将来につながる学びを深めていきたいです。
【10月】アメリカの秋を全力で楽しんだ1ヵ月
2025年11月17日
①生活
10月初めの秋休みに,大学でできた友人と車で約7時間かけてニューヨークへ行きました!タイムズ・スクエアやエンパイア・ステート・ビルディングなどを巡りました。久しぶりに人の多い場所に行って,少し疲れましたが,充実していました。ケントと比べて物価は高く感じましたが,Airbnbに泊まったり,ショッピングを楽しんだりして,新鮮な時間を過ごしました。
ハロウィーンでは,私が所属しているアジアン・カルチャー・クラブでハロウィーン・パーティーがあり,さらに当日は友人と仮装してダウンタウンに遊びに行きました。私は黒猫の仮装をしました!大学のいたるところにジャック・オー・ランタンが飾られ,食堂のスタッフも仮装していて,年齢や性別を問わず,イベントを楽しんでいる様子が印象的でした。
②授業
私は高校生の頃から世界史が好きだったので,古代から中世の世界史という授業を履修しています。10月は中間試験があり,事前に教授に質問して重要ポイントを確認した上で臨んだ結果,200点中170点を取ることができました。また,スピーチ・コミュニケーションの授業では,5分間の企業プレゼンテーションに挑戦し,授業もますますアクティブになってきたと感じています。こうした経験を通して,授業内容だけでなく,自分の表現力や準備力も試される時間となりました。
③学び
10月はニューヨーク旅行で久しぶりに都会のにぎやかさを楽しみ,大学ではフォール・フェスティバルやハロウィーンなど,秋ならではの文化を肌で感じる1ヵ月でした。旅行やイベントを通して,アメリカの文化や人々の価値観を実感し,日本とは異なる秋を楽しみました。