教育研究上の目的と3つのポリシー
教育研究上の目的
高度情報化された民主的社会におけるジャーナリズム及びメディアの公共的な重要性に鑑み,新聞学のより専門的な知識及び実践能力の涵養に努め,もって民主主義及び民主的社会の発展に資するという理念に基づき,新聞学に関する優れた研究・開発能力を持つ研究者,教員を養成すること及び新聞学に基づく高度な専門的知識・能力を持つ人材を養成する。
新聞学専攻
博士前期課程
現代社会における多種多様なジャーナリズム及びメディア現象を解明するため,理論,制度及び歴史の研究を基軸として,批判的思考力に裏打ちされた専門知及び実践知の涵養と修得を目指す。このため,様々な課題の中で,新たな公共性原理に基づくジャーナリズム及びメディア秩序の再構築を重要な課題として指導を行う。
博士後期課程
高度情報化された民主的社会におけるジャーナリズム及びメディアの公共的な重要性に鑑み,新聞学のより専門的な知識及び実践能力の涵養に努め,もって民主主義及び民主的社会の発展に資するという理念に基づき,停滞なき進展,変貌を遂げている新知識基盤社会において,新聞学に基づく高度専門職業人として,現在及び将来に出現する諸問題に有効かつ適切に対応できる人材,新聞学に基づく高度な専門的知識の開発と蓄積によって培われた洞察力,分析力及び問題解決能力を有した人材,博士号取得後,単に教育・研究機関に奉職するのみならず,企業,行政,教育及び国際機関における中核なポジションで活躍できる人材を養成することを目的とする。
日本大学大学院新聞学研究科の3つのポリシー
本研究科は以下の3つのポリシーに基づいた教育となっております。
入学者の受入れ方針(アドミッション・ポリシー)
博士前期課程
新聞学研究科は,「ジャーナリズム及びメディアの公共的な重要性に鑑み,新聞学のより専門的な知識及び実践能力の涵養に努め,もって民主主義及び民主的社会の発展に資する」という理念に基づき,「新聞(ジャーナリズム)学に関する優れた研究・開発能力を持つ研究者,教員及び高度な専門的知識・実践能力を持つ高度専門職業人を養成すること」を目的としている。
上記の目的に従い,本研究科は,社会科学や人文科学の基礎的素養に基づいて新聞(ジャーナリズム)学を専門とする研究者を目指す学生,並びにジャーナリスト及びメディアに関わる専門職業人を目指す学生・社会人,さらに我が国のアジアにおける学術戦略上の利点に鑑み,アジアを中心に広く海外からの留学生を受け入れる。
博士後期課程
学部において基礎的な幅広い教養を修得し,博士前期課程において現代的課題に対する批判的思考に基づく研究を実施する中で,専門的知識や分析能力や課題解決能力を深化させるが,さらに博士後期課程においては,博士論文にそれらの知識や能力を統合した研究において結実させることのできる人材を広く求める。
また,ジャーナリズムにおいて進行する多文化社会を視野にいれて,博士前期課程において門戸を開いたアジアを中心に留学生を博士後期課程においても積極的に受け入れる。同様に,社会人に対しても,彼らの経験と知識を専門教育の中で学術的かつ体系的に整除し発展させる研究の機会を積極的に提供する。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)
博士前期課程
大学院新聞学研究科博士前期課程は,専門研究者及びジャーナリストやメディア関連の専門職業人の養成を目的としている。この人材養成の目的と日本大学教育憲章を踏まえ,本研究科の定める修了要件を充たし,かつ,修士論文の審査及び口述試問により以下に示す資質や能力を備え,また,「日本大学の目的及び使命」を理解し,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」,「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を修得したと認められる者に対し,修士(新聞学),修士(学術)のいずれかの学位を授与する。
修了の認定に関する方針 | |
---|---|
構成要素(コンピテンス) | 能力(コンピテンシー) |
豊かな教養・知識に基づく高い倫理観 |
[ DP-1 ]
|
日本及び世界の社会システムを理解し説明する力 |
[ DP-2 ]
|
論理的・批判的思考力 |
[ DP-3 ]
|
問題発見・解決力 |
[ DP-4 ]
|
挑戦力 |
[ DP-5 ]
|
コミュニケーション力 |
[ DP-6 ]
|
リーダーシップ・協働力 |
[ DP-7 ]
|
省察力 |
[ DP-8 ]
|
博士後期課程
大学院新聞学研究科博士後期課程は,国際的な研究水準を具備し,世界中に教育・研究の場を獲得しうる人材の養成を目的としている。この人材養成の目的と日本大学教育憲章を踏まえ,本研究科の定める修了要件を充たし,かつ,予備審査及び博士論文の審査,学位認定試験により以下に示す資質や能力を備え,また,「日本大学の目的及び使命」を理解し,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」,「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を修得したと認められる者に対し,博士(新聞学)の学位を授与する。
修了の認定に関する方針 | |
---|---|
構成要素(コンピテンス) | 能力(コンピテンシー) |
豊かな教養・知識に基づく高い倫理観 |
[ DP-1 ]
|
日本及び世界の社会システムを理解し説明する力 |
[ DP-2 ]
|
論理的・批判的思考力 |
[ DP-3 ]
|
問題発見・解決力 |
[ DP-4 ]
|
挑戦力 |
[ DP-5 ]
|
コミュニケーション力 |
[ DP-6 ]
|
リーダーシップ・協働力 |
[ DP-7 ]
|
省察力 |
[ DP-8 ]
|
- 学位論文評価基準についてはこちらをご覧ください。
教育課程の編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)
博士前期課程
大学院新聞学研究科は,大学新聞学研究科博士前期課程ディプロマ・ポリシーに適う人材を養成するため,体系的なカリキュラムを編成し実施する。また,各科目における教育内容・方法,成績評価方法及び評価基準をシラバス等で明示し,学生に周知した上で,実施する授業形態に即し,公正かつ厳正に評価を行う。
修了の認定に関する方針 | 教育課程の編成及び実施に関する方針 | |
---|---|---|
構成要素(コンピテンス) | 能力(コンピテンシー) | |
豊かな教養・知識に基づく高い倫理観 |
[ DP-1 ]
|
[ CP-1 ]
|
日本及び世界の社会システムを理解し説明する力 |
[ DP-2 ]
|
[ CP-2 ]
|
論理的・批判的思考力 |
[ DP-3 ]
|
[ CP-3 ]
|
問題発見・解決力 |
[ DP-4 ]
|
[ CP-4 ]
|
挑戦力 |
[ DP-5 ]
|
[ CP-5 ]
|
コミュニケーション力 |
[ DP-6 ]
|
[ CP-6 ]
|
リーダーシップ・協働力 |
[ DP-7 ]
|
[ CP-7 ]
|
省察力 |
[ DP-8 ]
|
[ CP-8 ]
|
博士後期課程
大学院新聞学研究科は,大学新聞学研究科博士後期課程ディプロマ・ポリシーに適う人材を養成するため,体系的なカリキュラムを編成し実施する。また,各科目における教育内容・方法,成績評価方法及び評価基準をシラバス等で明示し,学生に周知した上で,実施する授業形態に即し,公正かつ厳正に評価を行う。
修了の認定に関する方針 | 教育課程の編成及び実施に関する方針 | |
---|---|---|
構成要素(コンピテンス) | 能力(コンピテンシー) | |
豊かな教養・知識に基づく高い倫理観 |
[ DP-1 ]
|
[ CP-1 ]
|
日本及び世界の社会システムを理解し説明する力 |
[ DP-2 ]
|
[ CP-2 ]
|
論理的・批判的思考力 |
[ DP-3 ]
|
[ CP-3 ]
|
問題発見・解決力 |
[ DP-4 ]
|
[ CP-4 ]
|
挑戦力 |
[ DP-5 ]
|
[ CP-5 ]
|
コミュニケーション力 |
[ DP-6 ]
|
[ CP-6 ]
|
リーダーシップ・協働力 |
[ DP-7 ]
|
[ CP-7 ]
|
省察力 |
[ DP-8 ]
|
[ CP-8 ]
|