過去の刊行物
法学研究年報
第53号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 大辻 航暉 | 海面上昇と国連海洋法条約 ―海域の固定による不安定性― |
2 | 小林 侑介 | 盗犯等防止法1条1項の「現在の危険」について |
3 | 藤田 蘭丸 | ドイツにおける「芸術」の自由 ―「芸術」概念をめぐって― |
4 | 馬 凱琳 | 中国に於ける著作権侵害訴訟を巡る権利侵害の認定に関する考察 ―“陳喆VS.余征著作権侵害紛争事件”の視点から― |
5 | 曽我 諒 | 錠剤薬の立体商標に関する考察 ―錠剤薬の表面の標章に着目して― |
6 | 埴原 啓正 | 会社の再建時における既存株主のリストラクチャリング ―会社法における既存株主の有する株式価値と株主責任論の交錯― |
7 | 毛 慧澤 | 中国における職務発明の認定について ―判例を中心として― |
8 | 周 静儀 | 株式の準共有に関する比較法的考察 ―中国法と日本法を中心にして― |
第52号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 黒田 佳祐 | 火災保険契約における地震免責条項に関する一考察 |
2 | 埴原 啓正 | 社債権者の意思決定に関する試論的考察 ――個別的権利行使の許容可能性―― |
3 | 松本 幸治 | 障害のある年少者の逸失利益算定における基礎収入の認定について |
第51号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 上田 涼 | 内閣の構成における民間人閣僚 |
2 | 張 銘坤 | 中国と日本における株主総会決議の瑕疵に対する救済 |
第50号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 畑中 丁奎 | 研究ノート 天号作戦における航空部隊の様相 ―第九五一海軍航空隊の事例を中心として― |
2 | 松本 幸治 | 論説 精神科医療における代諾と精神保健福祉法 |
3 | 上田 涼 | 論説 イギリスと日本における首相選出 |
第49号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 小杉 康博 | 明治期刑事法制と「秩父事件」の考察 |
2 | 戸島 桃子 | 観念的競合犯の一罪性 |
3 | 福森 憲一郎 | サイバースペースの行動規範に関する「安定性」の言説分析 |
4 | 葛西 悠生 | 会社法及び相続法の観点からみた中小企業の事業承継に関する一考察 |
5 | 松本 幸治 | 責任能力のない精神障害者の他害行為による監督義務者の責任 ―精神障害者における民法714条の意義― |
6 | 上田 涼 | イギリスにおける憲法習律の変遷に関する一考察 ―習律上の議会解散権のあり方について― |
第48号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 戸島 桃子 | 恐喝の手段として監禁が行われた場合の罪数関係 |
2 | 安野 修右 | 一九五二年公職選挙法改正の政治過程 |
3 | 福森 憲一郎 | ネオ・サイバネティクス論に基づく「権力」概念の再検討 |
4 | 浅井 直哉 | 民主党における政党助成の役割 |
5 | 李 乙鎮 | 戦後における在日朝鮮人社会の「忠誠意識」分析 |
6 | 櫻井 幸男 | 高齢者の財産管理に関する法的課題と対応策 ─「金融搾取」と「事実上の成年後見」に焦点をあてて─ |
7 | 齋藤 崇 | 品質保証機能は商標法の直接の保護客体たりうるのか |
第47号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 橋本 直樹 | 行政手続の瑕疵と行政処分の効力との関係に関する考察 ─行政手続法制定前・後における最高裁判例及び下級審判例の動向を中心として─ |
2 | 戸島 桃子 | 台湾総督府匪徒刑罰令について |
3 | 松本 幸治 | わが国における医療代諾の法的意義 ─その目的と性質─ |
4 | 齋藤 崇 | 商標の機能からみる商標法二六条一項六号 |
5 | 浅井 直哉 | 政党助成制度の導入による収支構造の変容と政党交付金の実態 |
6 | 福森 憲一郎 | 「サイバーテロリズム」概念の構築 |
7 | 李 乙鎮 | 戦後分断国家における体制競争について ─新たな局地的システムの分析─ |
8 | 櫻井 幸男 | 国連障害者権利条約と意思決定支援に関する一考察 |
9 | 矢﨑 隆夫 | 政治的要因が経済成長に与える効果に関する研究 ─タイを事例に─ |
第46号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 小関 康平 | 法服従義務・憲法服従義務・憲法尊重擁護義務 ─ア・プリオリな基本義務と成文化された基本義務─ |
2 | 森 昭博 | 正当防衛行為の異なる基準と現条文の考察 |
3 | 西山 智之 | ストーカー被害者の保護に関する研究 ─行政機関の持つ個人情報の保護を中心として─ |
4 | 山﨑 将哉 | 株主代表訴訟における勝訴株主の強制執行上の問題点 ─弁護士費用の負担を中心に─ |
5 | 齋藤 崇 | 公序良俗違反に係る悪意の商標出願 |
6 | 浅井 直哉 | 日本の政党助成制度とカルテル政党の形成 |
7 | 安野 修右 | 文書図画規制の政治史 |
第45号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 森 昭博 | 因果関係についての「原因」を求めるアプローチ |
2 | 小関 康平 | 《憲法の前提条件》とその諸例 ─憲法典の内と外─ |
3 | 伊吹 健 | 明治二七年から三〇年にかけての衆議院における「第三極」の歩み ─藩閥の不統一が齎した細分化と,多数派形成の行き詰まり─ |
4 | 長谷川 福造 | 行政上の義務履行確保に関する考察 ─判例とドイツの方策を踏まえて─ |
5 | 安野 修右 | 参議院選挙区選挙における選挙供託金の抑止効果の分析 |
6 | 上岡 敦 | 一九五五年国会法改正をめぐる政治過程 |
第44号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 原田 久直 | サイバー詐欺型犯罪 |
2 | 本村 大輔 | 行政調査と税務調査の境界とその適用・運用上の問題 ─適正手続の観点から─ |
3 | 淵脇 千寿保 | 共犯における因果性と共犯関係からの離脱 |
4 | 伊吹 健 | 明治期から大正期の二大政党制の問題点について 〜吏党の不振が齎したもの〜 |
5 | 小堀 裕子 | 「司法権」の範囲と発動要件についての一考察 ─いわゆる「客観訴訟」を契機として─ |
6 | 西山 智之 | 安全・安心まちづくりを進めるための方法に関する研究 |
7 | 大久保 悠貴 | フランスにおける第三者後見の制度設計 〜第三者後見人と親族後見人の処遇の違いと養成プロセスを中心に〜 |
8 | 高橋 美津子 | 事業体法制と事業体課税の交錯に関する一考察 ─パス・スルー課税の実現へむけて─ |
9 | 岡田 裕可 | ドイツ連邦政治教育センターによる「過去の克服」 ─政治的社会化の観点から─ |
10 | 北郷 洸一 | シーラッハとナチス ─ナチス学生同盟の指導者として─ |
11 | 横田 将志 | 大メコン圏(GMS)の環境協力に関する序説的考察 |
12 | 上岡 敦 | 松本案提出までの二院制をめぐる議論 |
13 | 安野 修右 | 選挙供託金制度の歴史的変容 |
第43号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 本村 大輔 | 租税法律主義における租税法規不遡及の原則 ─損益通算の「租税性」と遡及立法にかかる最高裁判決の問題点─ |
2 | 大久保 悠貴 | フランス表見法理上の帰責性 ─制限行為能力との関係で─ |
3 | 小関 康平 | 法人意思と法人機関意思 ─国家法人意思の探求に捧げる試論─ |
第42号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 橋本 直樹 | 行政事件訴訟における違法収集証拠の証拠能力に関する考察 |
2 | 小関 康平 | 国家の前憲法性と《法学的ビッグバン》の不在 ―J・イーゼンゼーの所説とその周辺― |
3 | 田上 雄大 | 性表現の自由とその規制及び限界 ─「単純所持」及び「創作物」規制と青少年保護─ |
4 | 淵脇 千寿保 | 明治期における刑法上の因果関係理論の導入 |
5 | 荒川 卓 | 昭和二年若槻内閣倒閣と緊急財政処分の一考察 |
6 | 三澤 真明 | イギリス政治とヨーロッパ統合 ─労働党におけるヨーロッパ統合政策の史的展開─ |
7 | 横田 将志 | 東アジアにおける新しい地域環境協力 ─酸性雨問題をめぐる国際レジーム聞の関係─ |
8 | 修士・博士論文要旨(平成23年度) 法学研究科記事 |
第41号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 杉山 和之 | ICD-10に基づく責任能力判断の意義 ―アルコール精神障害と睡眠障害の区別― |
2 | 橋本 直樹 | 行政調査の一考察 ―間接強制調査における実力行使の可否に関する考察― |
3 | 本村 大輔 | 相続税法三四条を経由する第二次納税義務をめぐる今日的課題 |
4 | 森 昭博 | 個人データ流出における直罰規定についての検討 |
5 | 繁田 弘之 | 知財情報の活用について |
第40号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 杉山 幸一 | 憲法と農地法による諸規則-人権享有主体性と財産権の規制について- |
2 | 松井 丈晴 | アメリカにおける労働時間の適用除外-コンビネーション・イグゼンプション- |
3 | 鈴木 香織 | 著作物の機能が創作性にもたらす制約 |
4 | 鈴木 信也 | 米国特許における均等論の変遷とフェスト事件以降の動向についての考察 |
5 | 長谷川 萌 | J.S.ミルのフェミニズム-『女性の隷従』と第二波フェミニズム- |
第39号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 名生 顕洋 | オーランドの地方自治概説-憲法の枠内で- |
2 | 杉山 幸一 | 「裁判を受ける権利の保障範囲-上告制度との関係において- |
3 | 浜崎 昌之 | 教育的視点から見た刑務作業 |
4 | 本村 大輔 | 国税徴収法39条における善意の第二次納税義務者の権利 |
5 | 宮下 義樹 | 翻案権の試論 |
6 | 谷上 健次 | 過去の著名人とプライバシー-「時の経過」論への一つのアプローチ |
7 | 石川 徳幸 | 対外危機における言説と集合的記憶に関する一考察-三国干渉をめぐるメディア言説と日露開戦過程における対露強硬論を題材として- |
第38号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 杉山 幸一 | 憲法裁判機関としての最高裁判所について-ドイツ連邦憲法裁判所との比較において- |
2 | 山本 善貴 | 行政刑罰法規における刑罰法規適正の原則-水俣病関西訴訟上告審判決の刑法学的考察- |
3 | 山田 朋生 | 携帯電話業界におけるMNP制度についての一考察-高度情報政策と関連法を中心として- |
4 | 松井 丈晴 | アメリカにおけるホワイトカラー・イグゼンプション改正後の影響 |
5 | 谷上 健次 | パパラッチと有名人のプライバシー-カリフォルニア州法と近時の裁判例から- |
6 | 鈴木 香織 | キャラクターの著作権法による保護についての考察 |
7 | 鈴木 信也 | 標準化阻害行為とその対応策に関する考察 |
8 | 安田 和史 | ConsumerGenerated Media(CGM)と著作物の流通に関する一考察 |
9 | 斉当 雄 | シュミット=ケルゼン比較論考-国家論・デモクラシー論上の対立- |
10 | 柳沢 博之 | フランスにおける参加型民主主義の一形態-マルセイユ市政史と代議制- |
第37号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 諸星 秀俊 | 大久保利通が描いた国家像 |
2 | 尾山由里子 | 「少子化〜育児と仕事の両立〜日本とフランスを比較して」 |
3 | 劉 斌斌 | 中国における1952-53年の第一次司法改革に関する考察 |
4 | 杉山 幸一 | 現行憲法下の違憲審査制とその「特殊性」-違憲審査制の性格についての再考- |
5 | 名生 顕洋 | 衆議院運営 序論 |
6 | 丸山 登 | 「公益法人による大学への財政的支援の法的課題」 |
7 | 松井 丈晴 | 労働時間概念と賃金-日本とアメリカの比較- |
8 | 丸尾 麗 | デジタルコンテンツ流通に関する考察 |
9 | 安田 和史 | 標準化活動における競争戦略とパテント・プール |
10 | 斎藤 英明 | 地方税に関する現状認識と地方公共団体間の不均等分析 |
11 | 杉本 竜也 | アレクシス・ド・トクヴィルにおける自由と「アリストクラシー」概念の意義-自由主義と共和主義の統合のために- |
12 | 石川 徳幸 | 明治中期におけるジャーナリズムの対外思潮-日露開戦論と国粋主義的ジャーナリズムを中心として- |
第36号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 小山 勝義 | 宮沢教授の憲法第九条変遷論 |
2 | 木村 将成 | 憲法の「行為規範」化か-「立法不作為」を容認した最近の裁判例について- |
3 | 山田 亮介 | 近代皇室の私的財産に関する一考察-皇室財政制度の実態と変遷- |
4 | 劉 斌斌 | 中国における「著名商標の司法認定」について |
5 | 杉山 和之 | 犯罪論と刑罰論の調和-積極的一般予防論に対する批判的考察- |
6 | 谷上 健次 | 英国における終生の匿名と無断の開示-LifelongAnonymity への一考察- |
7 | 鬼頭 俊泰 | 新会社法の下における仕組債の法的構造 |
8 | 栁沢 博之 | フランス中央・地方関係における政治家と選挙-ドフェールの政治と分権改革の素地- |
9 | 宮脇 健 | 日本におけるシューメーカーとリースの理論の実証研究-日本の新聞社説の製作過程を事例として- |
10 | 尾畑 葉子 | わが国現行所得税における課税単位の検討-少子化問題への対応を踏まえて- |
第35号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 木村 将成 | 「裁判員法」批判 |
2 | 杉山 和之 | 刑事政策論の現代的課題と刑事制裁二元論 |
3 | 小山 勝義 | 「公共の福祉」について |
4 | 山本 善貴 | 行政による犯罪予防活動の有効性 -水質汚濁防止法に基づく水質保全施策の再考- |
5 | 茂木 礼 | 悲劇詩人アイスキュロスの正義観 |
6 | 姚 勝旬 | 清末における「礼法之争」 -その法思想史的考察- |
7 | 上机 美穂 | 人の死とプライバシー -死亡報道をめぐって- |
8 | 柴田 龍 | 病名特定の誤りと医師の責任 -イギリス法を参考にして- |
9 | 谷上 健次 | 少年事件における実名当に公表と法的問題 -出版からインターネットまで- |
10 | 松澤 健雄 | ポイズン・ピル導入に関する諸問題 -「企業価値・株主共同の利益の確保又は向上のための買収防衛策に関する指針」を素材にして- |
11 | 鬼頭 俊泰 | 他社株式転換条項付社債(Exchangeable Bond)の適法性峻別に関する考察 |
12 | 瀧川 修吾 | 対馬藩の征韓論に関する比較考察 -文久3年・元治元年・慶應4年の建白書を中心に- |
13 | 栁沢 博之 | フランス地方政治における地位の重要性 -モーロワの政治と分権化- |
14 | 山野井 正太 | ルソー思想における「平等」と「自由」 |
15 | 宮脇 健 | 新聞論調とフレームに関する一考察 -90年代の日本の国防問題を事例として- |
16 | 斎藤 英明 | 公債の累積と世代間の負担転嫁 |
第34号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 赤井 純 | 行政最高責任者の有事における権限 -日本と主要国との比較考察- |
2 | 木村 将成 | 条例制定行為と国家賠償責任 |
3 | 山本 善貴 | 犯罪被害者等支援における「自治体」の役割 |
4 | 石川 智之 | 所有権留保に関する一考察 |
5 | 上机 美穂 | 個人情報とプライバシーの保護 -『早稲田大学講演会名簿提出事件』を題材に- |
6 | 谷上 健次 | 「時の経過」とプライバシー -日本とアメリカにおける判例比較- |
7 | 山下 良 | 譲渡担保の史的考察 -譲渡担保の信託性に重点を置いて- |
8 | 天野 慎也 | 小選挙区制下における政治的リクルートメントの分析 -自由民主党の新人候補を中心として- |
9 | 瀧川 修吾 | ロシアによる対馬占拠事件の考察 |
10 | 天野 聖悦 名生 顕洋 (共訳) |
ルドルフ・ラウン『法と道徳(Rechtund Sittlichkeit)』 |
第33号
No | 氏名 | 論題 |
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1 | 小山 勝義 | 憲法13条後段について |
2 | 天野 聖悦 | 集団的自衛権再考 |
3 | 大久保 輝 | 無権限者に対する銀行預金の払戻しと民法478条 |
4 | 瀧川 修吾 | 征韓論と勝海舟 |
5 | 天野 慎也 | 中選挙区制下における政治的リクルートメントの分析 -1980年〜90年の自民党新人候補を中心として- |