卒業生の
キャリアストーリー

Career Story

Career Story 法律学科

日本大学に行ってなければ,
私の弁護士人生は
なかったかもしれません。

佐賀 優季さん YUKI SAGA 法テラス多摩法律事務所 / 2013年度卒業

家庭のトラブルに悩む友人の相談を聞いたことがきっかけで,「身近にいる困っている人を助けたい」と弁護士を志すようになりました。日本大学法学部への進学を決めたのは,司法試験のサポートを行ってくれる司法科研究室があったから。入学してすぐ研究室に入りましたが,1年次から授業と並行して司法試験の勉強を始められたことは,自信にもつながりました。

研究室には,大学の先生方はもちろん,本学を卒業して弁護士になったOB・OGの先生方,司法試験の合格直後にご自身が受かった方法をそのまま伝授してくださる先輩方もいます。人によっては予備校に通う方もいますが,私は大学側のこのような手厚いサポートがあったからこそ,予備校には一切通わず合格することができました。

大学卒業後はそのまま日本大学の大学院法務研究科(ロースクール)に進み,司法試験に合格するまで長期にわたって支えていただきました。研究室では専用の座席をもらえるので,自宅では集中できない方でも自分のペースで勉強することができます。また,共に励まし合える仲間にも恵まれ,卒業して10年以上経った今でも交流が続いています。司法試験の合格後は,お世話になった研究室に今度は自分が恩返しする番だと,講師として参加するようになりました。

現在は,法テラス(日本司法支援センター)が運営する法律事務所で常勤弁護士として働いています。法テラスは収入が低い方の事件を国の制度を利用して受けることができる機関です。ここであればより多くの人を助けることができると考え,就職しました。弁護士になってからもいろいろ悩むこともありますが,そんな時は昔の仲間に相談することもあります。日本大学に行かなければ,私の弁護士人生はなかったかもしれません。

Q&A

どのように試験対策をしてきましたか?
過去問を解いて,自分が解けなかった箇所を徹底的に復習する。この過去問の分析を常に行っていました。
高校生に一言お願いします。
司法試験は内容も難しく,勉強をするモチベーションを保つのも難しいかもしれません。ですが司法科研究室に入室すればあらゆるサポートを受けられるので,安心して勉学に励めるのではないでしょうか。