推薦図書
『拘禁刑を考える : 新しい刑罰制度は何をもたらすのか』
- 著者名 : 城下裕二, 丸山泰弘編
- 出版社 : 成文堂
- 出版年 : 2025年
- ライブラリ−・ニュース掲載号 : 2026 Vol.2
刑法が改正されて懲役・禁錮が廃止され,拘禁刑に変わったというのは,ニュース等で知っている人も多いのではないでしょうか。しかし,具体的に何が変わり,何が変わらないのかを知っている人は,少ないのではないかと思います。拘禁刑が施行されたのは2025年6月のことでした。本書は,その前の2023年に開催されたシンポジウムの内容を収録したものになりますが,拘禁刑の導入にあたって考えておくべきことが検討されています。
本書の構成は,現在に至るまでの刑務所や行刑の歴史を内容とする「これまでの監獄改良・行刑改革の歩み」,拘禁刑によって刑罰がどう変わっていくのか,どのような課題があるのかを内容とする「拘禁刑施行に伴う課題と期待される変革」,立法にあたりどのような議論がなされていたのかを内容とする「『拘禁刑』の成り立ち」と,座談会からなっています。「歴史」においては,日本法律学校出身で日本大学第3代総長である山岡萬之助の改革も出てきます。若干難しい内容も含まれていますが,本書で,拘禁刑,そして,刑罰と刑務所について考えてみるのはいかがでしょうか。
(南由介教授/1F新着図書コーナー 326.42||Sh 89) ※赤字をクリックでOPACにつながります
本書の構成は,現在に至るまでの刑務所や行刑の歴史を内容とする「これまでの監獄改良・行刑改革の歩み」,拘禁刑によって刑罰がどう変わっていくのか,どのような課題があるのかを内容とする「拘禁刑施行に伴う課題と期待される変革」,立法にあたりどのような議論がなされていたのかを内容とする「『拘禁刑』の成り立ち」と,座談会からなっています。「歴史」においては,日本法律学校出身で日本大学第3代総長である山岡萬之助の改革も出てきます。若干難しい内容も含まれていますが,本書で,拘禁刑,そして,刑罰と刑務所について考えてみるのはいかがでしょうか。
(南由介教授/1F新着図書コーナー 326.42||Sh 89) ※赤字をクリックでOPACにつながります