学祖・沿革
130年の歴史をもつ「司法の日大」の由来。それは,学祖・山田顕義から
受け継ぐ法の精神にあります。
学祖
日本大学の学祖・山田顕義。明治維新の中心人物のひとりです。幼少の頃に吉田松陰の松下村塾で学び,岩倉具視らとともに欧米各国を巡るうちに,彼はある確信を持ちます。
「法律は軍事に優先する」ということ。以来,初代内閣をはじめ各内閣で司法大臣を歴任。憲法,民法,商法などの編纂に携わり,近代的法治国家の基礎を確立しました。
その山田顕義が,日本独自の法典研究と教育にあたる法律学校として創立したのが,日本大学の前身である日本法律学校です。「司法の日大」の由来が,ここにあります。
130年の歴史を超え,法の精神は受け継がれていきます。いまも,そしてこれからも。

沿革
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              1889
              明治22年日本法律学校(現・法学部)創立。学祖は山田顕義(司法大臣)。 
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              1890
              明治23年初代校長に金子堅太郎(後の司法大臣)就任。 
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              1893
              明治26年第1回卒業式。第2代校長に松岡康毅(後に初代総長,農商務大臣)就任。校友会結成。 
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              1898
              明治31年卒業生に日本法律学士の称号授与が決定。日本法律学校を財団法人組織に改組。 
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              1903
              明治36年日本法律学校の校則を改めて大学組織とし,日本大学と改称。 
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              1920
              大正9年大学令により大学となる。初めて女子の入学許可。法文学部法律学科・政治学科となる。校歌制定。 
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              1927
              昭和2年旧・法文学部本館が落成。 
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              1929
              昭和4年新校歌(現校歌)制定。 
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              1940
              昭和15年政治学科を政治経済学科に改称。 
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              1947
              昭和22年新聞学科を新設。 
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              1949
              昭和24年新学制による大学となる。日本大学創立60周年記念式典。法文学部を法学部と文理学部に再編。 
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              1951
              昭和26年大学院法学研究科を設置。 
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              1959
              昭和34年日本大学創立70周年記念式典。 
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              1964
              昭和39年経営法学科・管理行政学科を新設。 
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              1968
              昭和43年法学部本館落成。 
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              1969
              昭和44年創立80周年法学部大宮校舎落成。 
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              1979
              昭和54年創立90周年。 
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              1989
              平成元年創立100周年記念式典。 
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              1998
              平成10年法学部2号館落成。 
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              2004
              平成16年大学院法務研究科設置。法学部図書館落成。 
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              2009
              平成21年創立120周年。管理行政学科を公共政策学科に改称。法学部10号館落成。 
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              2010
              平成22年大学院新聞学研究科を設置。専門職大学院知的財産研究科を設置。 
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              2013
              平成25年法学部6号館落成。 
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              2014
              平成26年創立125周年。法学部新ロゴマーク制定。 
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              2016
              平成28年法学部5号館落成。 
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              2019
              令和元年創立130周年。