法律学科(第一部)
夢を実現するための,きめ細やかで実践的な指導。
法律のプロとして,成長するための4年間。
現在,日本では1900件弱の法律が制定されています。それらがどのようなルールを定めているのかを理解し使いこなす能力は,現代を生きる私たちにとって欠かせないものといえるでしょう。法律学科は,法律を使いこなす柔軟で論理的な思考能力を涵養し,法律学の素養を身につけた企業人や公務員を育成します。
法律学科には,法職課程と総合法コースの2つのコースが設けられ,実践的な教育を行っています。
取得可能な学位
学士(法学)
コース
法曹コース
法曹コースは,司法試験にチャレンジして,法曹〈裁判官,検察官,弁護士〉を目指そうとする学生を対象として設置されたものです。現在,法曹資格を取得するためには,原則として,学部から法科大学院を経由して司法試験を受験することになっているので,法科大学院(法学既習者コース)進学を目指す学生が対象に据えられています。もっとも,例外的に法科大学院を経由しないで司法試験の受験資格を与える「予備試験」制度も設けられています。そこで,法曹コースでは予備試験受験を目指す学生の皆さんもその対象としています。
総合法コース
総合法コースは,一部・二部に開設し,法学教育の基本コースとして,幅広い法分野科目の知識・技能を修得し,リーガルマインドを有し,社会の様々な職域に対応できる柔軟性に富んだ職業人を養成することを目標としています。
主要専門科目
- 憲法Ⅰ(人権)
- 憲法Ⅱ(統治機構)
- 行政法Ⅰ・Ⅱ
- 税法Ⅰ(基礎理論Ⅰ)
- 税法Ⅰ(基礎理論Ⅱ)
- 民法Ⅰ(民法総則)
- 民法Ⅱ(物権法)
- 民法Ⅲ(担保物権法)
- 民法Ⅳ(債権法総論)
- 民法Ⅴ(債権法各論)
- 商法Ⅰ(会社法)
- 商法Ⅱ(商取引法)
- 商法Ⅲ(支払システム法)
- 商法Ⅳ(保険法)
- 商法Ⅴ(運送法)
- 民事訴訟法
- 民事執行・保全法
- 倒産法Ⅰ・Ⅱ
- 刑法Ⅰ・Ⅱ
- 刑事訴訟法Ⅰ・Ⅱ
- 日本法制史Ⅰ・Ⅱ
- 労働法Ⅰ・Ⅱ