日本大学法曹会

日本大学は創立以来,法曹界に多くの人材を輩出してきました。その日本大学出身の法曹関係者により結成されているのが,「日本大学法曹会」です。
現在,約550名を超える会員が,裁判官,検察官,弁護士等として,法曹界で活躍しています。

野村 吉太郎 先生
(赤坂野村法律事務所)

日本大学法曹会会長 弁護士
昭和56年日本大学法学部法律学科卒業。同61年司法試験合格(41期)。平成元年弁護士登録(東京弁護士会)。日本弁護士連合会調査室室長, 東京簡易裁判所調停委員, 新司法試験考査委員(民法)を歴任。

日大法曹会のネットワークを活用して
社会に役立つ法律家を目指そう

法曹を志す皆様へ

日本大学法科大学院へ入学し法曹を目指そうとされている皆さん,私たちは皆さんが日本大学法科大学院へ入学され,司法試験に合格して法曹となられることを心から応援しております。
日本大学法曹会は,「会員の親睦・法曹会の発展並びに母校の振興に寄与すること」を目的とする団体です。日本大学法曹会は戦前から存在し(当時の会員500名),戦後一時活動を停止していた時期もありましたが,昭和30年ころから再び活動を始め,現在では約550名の会員が裁判官・検察官・弁護士等として活躍しております。

日本大学の学祖であり,司法大臣を勤めた山田顕義先生は,「学校における教育は,単に法律の条文を丸暗記しただけの軽薄な法学生を輩出するものであってはならない。法規は何が故に生まれ,その歴史をどう社会のうちに位置づけ,如何に運用されねばならないか。そうした法の原理と精神が追求される場所でなくてはならない。」との構想の下に,日本大学の前身である日本法律学校を創立したと言われております。
日本大学法曹会は,法科大学院生に実社会の中で生きた法を学んでもらい,法律家の日常を経験し,法律家の任務や責任の重大さ,法律家に対する社会の期待などを感じてもらうため,会員の法律事務所において法律家の仕事について実務研修をしてもらうエクスターンシップを受け入れております。そのほか,法科大学院入学前研修,新入生歓迎会兼交流会,法廷見学,講演会・研修会,司法試験合格者祝賀会など,法科大学院生の皆様が参加したいと思って頂ける企画を心がけて実施して参りました。

令和3年度は,新型コロナウイルスの影響で一同に会する行事が中止となってしまいましたが,令和3年10月6日には合格者祝賀会に代えてZOOM によるオンラインでの合格者交流会「若手弁護士が本音で語る司法修習」を座談会形式で開催し,実務修習における注意点や二回試験のポイントなど,司法修習にあたり少しでも有益となる最新情報を提供しました。
多くの皆様方が日本大学法科大学院の扉を叩かれんことを期待しております。