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司法試験

司法試験の結果

■令和4年司法試験に24名が合格
令和4年9月6日(火)に司法試験の合格発表が行われました。
本研究科からは24名が合格しました(前年から7名増)。
法学部出身者や,夜間授業で学んだ社会人等,多様な経歴・年齢の方が合格されています。
今後,社会の様々な領域で活躍して頂けるものと期待しております。
なお,全国の合格者は1,403名でした。
法務省「司法試験の結果について」

合格者数推移

試験年度 日本大学 全国(参考)
令和4年 24 1,403
令和3年 17 1,421
令和2年 21 1,450
令和元年 14 1,502
平成30年 9 1,525

司法試験合格率_合格年別(令和4年度9月6日現在)
司法試験合格率_入学年度別(令和4年度9月6日現在)

司法試験合格率_合格年別(令和3年9月7日現在)
司法試験合格率_入学年度別(令和3年9月7日現在)

司法試験合格率_合格年別(令和3年1月20日現在)
司法試験合格率_入学年度別(令和3年1月20日現在)

合格者の声①

合格者の声

努力の継続が活路を開く
困難な状況に陥っている依頼者の方と直に接し、起こっている問題の解決の手助けをすることで、直接的に個人や企業に貢献できることのできる弁護士という仕事に魅力を感じたことが、法律を勉強しようと思ったきっかけです。日本大学法科大学院へは、学費や奨学金関係のサポートが充実していること、ネット環境を備えている固定自習席の存在など学習環境が非常に充実していること、少人数教育ゆえに濃い教育・指導を受けることができると考えたことが決め手となって、入学を決意しました。
ロースクールの授業については、役に立ったことが多々あります。特に、公法系の授業では、充実した授業レジュメ等により、勉強の復習の質も向上しましたし、先生との対話を通じた双方向授業により、瞬発的な思考訓練も行うことができました。また、刑事系や民事系の授業においても、オリジナルの問題を用いた演習授業の中で、豊富な実務経験を有する先生の指導を受けることにより、事実を多面的に捉え、評価するという姿勢を身に着けることができたと思います。
選択科目では、倒産実務に関心があったこと、先生の指導方針がしっかりとしていると考えたことから、倒産法を選択しました。私が合格した平成26年司法試験において、倒産法では、100名もの科目別最低ライン点未満者が出る結果となりましたが、日本大学法科大学院の倒産法の授業は、基礎科目、演習共に極めて質が高かったために、在学中授業の予習復習を十分に行い、授業についていくことを継続していただけで、十分に合格に必要な実力を身に着けることができました。
司法試験には1回で合格することができました。上記の点の他、その要因となったのは、ともに切磋琢磨しあう勉強仲間に出会えたことだと思っています。自主ゼミを共に行っていた同期の受験者も同じく本年の司法試験合格を果たしています。ある程度の期間継続して勉強を続けるにあたっては、勉強内容がマンネリ化しないためにも、モチベーションを維持するためにも、競い合うライバルの存在は必要不可欠だと思います。少人数教育だからこそ、自然と身近な勉強仲間と競い合う関係が形成されたのだと思います。
司法試験は困難な試験ではありますが、自分で対策を練った上で計画的に努力を重ねていけば、多くの人が十分に合格しうる試験だと思っています。日本大学法科大学院には、そのような努力を行う上での、十分なサポート体制が整っています。そのサポート体制を最大限活用し、司法試験合格に向けて頑張ってください。

合格者の声②

合格者の声

目的意識を持って学習する
法曹を目指したのは、大学3年生の頃、ゼミの先輩で弁護士になられた方に話を聞く機会があり、その方のお話を聞いて弁護士の仕事に魅力を感じたからです。そこでは、弁護士の仕事はたとえ同じように見える事件であっても事件の当事者にとって最善の解決法は違うので、1つとして同じ事件はないという話を聞きました。そのような魅力的な仕事ができる弁護士を目指し、日本大学法科大学院に入学しました。
OB・OGが多く、司法試験に合格した後就職の際、あるいは仕事をしていく際に強みになると考えたこと、また、著名な先生が多くいらっしゃるという話を聞いたことから、日本大学法科大学院への入学を決めました。
ロースクールの学習で司法試験に役立ったこととして、以下の2点が挙げられると思います。第1に、試験委員をされていた先生や実務家出身の先生等、法曹にはどのような能力が問われているかを把握している方々の授業を受けられたことです。また、第2に、演習の授業は少人数で行うため先生や学生と議論しながら授業が進められることです。恥をかいたこともありましたが、そのようなことも含めそこでの議論は理解の定着に非常に役に立ちました。
また、学習環境はとても充実していると思います。1人1人固定席が与えられる自習室はロースクールでの学習に欠かせないものでしたし、図書館の書籍数も十分なものでそれと判例検索システムを用いれば、本や判例に関する書籍を別途探す必要もないくらい充実したラインナップになっていると思います。修了生になっても在学中と同様の施設利用ができるのも本ロースクールの魅力の1つだと思います。
もともと弁護士を目指した当初は、企業法務に興味がありコンプライアンスの構築に弁護士の立場から携わることでよりよい企業づくりに貢献できたらと考えていました。この思いは現在も変わってはいませんが、今現在はそれを越えて民事事件を幅広く扱える弁護士になりたいと考えています。その中で特に何を専門にするかについては、修習等を通じて改めて見極めていきたいと考えています。
司法試験に合格するためには、個々人の長期的な努力が必要不可欠だと思いますが、頑張る上でのサポート体制、学習環境は大変充実しており、合格した今、日本大学法科大学院に入学して本当に良かったなと思っています。そのような充実した学習環境の下、司法試験に必要なものは何か、そのために今の自分は何をしたらよいか、常に目的意識を持って司法試験に挑戦してもらいたいと思います。

合格者の声③

合格者の声

法曹になるために
私は、将来人の役に立てるような仕事に就きたいという思いと、法曹という仕事が格好良いなという漠然とした思いから法律の勉強を始め、日本大学法科大学院に入学しました。
法律の勉強は難しく、一人で本を読むだけでは理解するのが難しい学問です。しかし、日本大学法科大学院の授業では、質疑応答を通じて学生の間違った理解を正したり、重要な判例の解説をわかりやすく説明をしてもらえます。また、実務家教員が多いため単に学術的な視点だけでなく実務的な視点で問題をどのように考えるべきかというアドバイスをもらうことができます。そして、気さくな先生が多いので、授業外でも気軽に研究室に質問に行くこともできます。
また、日本大学法科大学院は、OB・OGが多く先輩方に相談しやすい環境にあるのも特徴の一つです。夏休みには、エクスターンという授業を履修することができ、OB・OGの先輩の事務所に1週間訪問し弁護士という仕事を肌で感じることができます。普段勉強している法律を依頼者のためにどうやって活用することができるのかといった点から依頼者のために気をつけていることなど、普段の授業では聞くことができない貴重な体験ができたことは、修了した後も勉強の励みになっていました。
授業以外にも、固定の自習席、パソコン室、図書室やゼミ部屋の利用は在学生だけでなく修了生も利用することができます。また、修了生を対象にした自主ゼミを先生方が開講してくださるなど他の法科大学院に比べてもサポートも充実していますので、安心して勉強ができます。実際、修了後もこれらのサポートを受けることで私も無事に合格することができました。
今後は、私も修習を受けて法曹の一員になります。法曹は、法的な悩みや問題を抱えている人達と多く接する仕事です。その人達にしっかり寄り添い、役に立てるような法曹になれるように頑張っていこうと思っています。
法曹の仕事は、人の生活を大きく変えるため、その分司法試験で求められることは難しくて大変です。しかし、司法試験は自分を客観的に分析し、きちんと合格に向けて努力して勉強すれば合格できる試験ですし、努力するだけの価値がある試験だと思います。それに、日本大学法科大学院では、勉強をするための充実した環境が既に整っています。あとは、自分で机に向かって勉強するだけです。ぜひ頑張ってください!