2025年 日本大学法学部 キャンパスガイド デジタルパンフレット
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薬物の誘惑は,日常生活の中に広く存在しています。「自分には関係ない」と思っている普通の人が,ささいなことをきっかけに,薬物に手を出してしまう危険があります。薬物の乱用は,本人の心身を蝕み,家族や周囲を不幸にし,重大犯罪など社会的な問題にまで至る行為です。一度依存症になると,適切な治療を施しても元通りにはなりません。たとえ,1回だけでも「乱用」です。薬物の誘惑は学生生活の身近に潜んでいますが,いかなる動機・条件でも薬物には絶対に近づかない・手を出さないことが一番大切です。もし薬物をすすめられたら,きっぱり「いやだ!」と断りましょう。その後に起こる重大な結果を思い浮かべ,薬物を拒否し,きっぱり断る,逃げる勇気を持ちましょう。そのような場面に出くわしたら,ひとりで悩まず,学生課や学生支援室などへ相談してください。法を学ぶものとして,薬物犯罪に手を染めたり,仮にもその疑いを受けたりすることの無いよう,日本大学法学部の学生として自覚を持って学生生活を送ってください。以下のような,契約に関するトラブルが増加しています。学生を狙った悪質な手口の事例もありますので注意してください。◆会員になって商品を販売すれば紹介料がもらえるマルチ商法。友人や先輩に誘われることが多いため,断れずに契約をしてしまう。◆販売の目的を隠して店舗に呼び出し,契約を結ばせるアポイントメントセールス。◆SNS広告等を見て,安いと思い店舗に行ったところ,高額な美容関連のコースを勧誘される美容に関するトラブル。◆SNS広告等を見て,通常より安く「お試し」で購入したところ,実は定期購入が条件だったというトラブル。【トラブル防止のポイント】①簡単に,短時間で大金を稼ぐことが出来るおいしい話は絶対にありません。親しい間柄で断るのが気まずくても,きっぱりと断りましょう。知人・友人を勧誘する仕組みのため,今度はあなた自身が加害者になってしまうかも…。②「あなただけ特別!」「今日決めるなら割引」などと勧誘されても,その場の雰囲気で契約をしないこと。③万が一,契約に関するトラブルで困ったときは,1人で悩まずに,消費生活総合センターに相談しましょう。東京都消費生活総合センター TEL:03-3235-1155東京都新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ16階(最寄駅:JR飯田橋駅)東京くらしWEB 消費者被害の未然・拡大防止と,消費生活に関する情報サイトhttps://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/警視庁総合相談センター #9110 (東京都内でダイヤル)49薬物乱用防止について悪質商法に注意

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