日本大学法学部 令和6年度 学生研究室案内 デジタルパンフレット
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47私は高校生の頃から防衛省職員になりたいと思っていました。しかし大学入学までは,どのような対策をするべきなのかわかりませんでした。入学後,行政科研究室というものがあることを知り,これだ!と思い入室しました。ここからは,私が目標を達成するために,どのように行政科研究室を活用してきたか紹介したいと思います。大学1年生の時には基礎能力試験対策講座を受講しました。この講座は,多くの受験生が苦手とし,かつ対策に時間のかかる数的処理を勉強する基礎講座です。週1回の講義のため,学業以外の活動とも両立しやすいのがおすすめポイントです。また,1年生の頃から学習習慣を身に付けることができます。そして,1年生の秋には学内で行われる数的処理を中心としたテストがあります。このテストで高順位となることで,研究室に自習のための固定席が与えられます。自習室は図書館にもありますが,いつでも使える自分専用の席は,周囲の環境に邪魔をされずに,集中して勉強に取り組むことが出来ます。また,公務員試験対策に特化した本や資料なども研究室にはあるため,勉強をしていて疑問に思ったことをすぐに調べることもできます。大学2年生の時には,夏期合宿に参加をしました。合宿では研究室講師の先生方との集団面接練習,研究室生同士でローテーションを組んで面接練習,集団討論練習などを行いました。早い段階から実戦形式の面接練習をすることによって,自分にとって足りないところ,それをどう補っていくかを把握することが出来ました。さらに,研究室生である,先輩方,同期,後輩との繋がりを作ることも出来ました。勉強は常に自分との戦いですが,一緒に戦っている仲間たちがいることは非常に心強かったです。大学3年生の時には,新型コロナウイルス感染拡大のため,研究室の行事には参加できませんでした。しかし,研究室の自習室を活用して勉強をしていました。人との繋がりが薄くなった時期でしたが,自習室で勉強している他の研究室生の存在は勉強のモチベーションを高めてくれました。大学4年生ではいよいよ本番の試験があります。面接直前期には研究室講師の教授から非常に有益なアドバイスをいただいたり,手厚いサポートを受けることが出来ました。そして,1年生からの活動が実を結び,目標を達成することができました。私は入学時から防衛省職員になるという目標がありましたが,やりたいことがまだ見つかっていないという人でも,行政科研究室で勉強をして,仲間と切磋琢磨することでやりたいことがきっと見つかると思います。公務員試験は大変ですが,自分を信じてやり抜いてみてください。応援しています!合格者紹介③自己実現の場として本間 優之(令和3年度国家公務員採用総合職試験合格)(令和3年度国家公務員採用一般職試験合格)(令和3年度東京都特別区職員採用試験合格)(令和4年3月法律学科卒業)(令和4年4月より防衛省職員として勤務)

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