日本大学法学部 令和6年度 学生研究室案内 デジタルパンフレット
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38税理士とは常にニーズのある「税」の分野に関しての独占業務を持っています。税に関わりのない人は居ません。買い物をするたびに支払う消費税をはじめ,企業や個人は税と関わりあって生活しています。しかしその税についてしっかり理解をしている人は少ないものです。税理士とはそのような企業や人々に代わって税務を行うことができます。業務内容は主に「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」の3つの柱で,税法専門家である税理士には法廷陳述権も与えられています。税理士資格を持つ人は企業内での税務専門家,税理士法人,事務所の独立開業の道を進むことができます。また,税理士試験は科目ごとに合格が決まる科目別合格制を採っています。そのため,科目合格でも履歴書に記載することができます。1科目でも取っておけば就職に非常に有利となります。そんな税理士試験の合格と税理士としての成功を目指して,講義や学ぶ環境を提供しているのが税理士科研究室です。ここには学部生・大学院生・社会人まで幅広い人材が揃っているので,多くの交流や人脈を得ることができます。特に税理士科は数ある研究室の中でも室生同士の交流が多く,和やかな雰囲気と人間関係を大切にする気風が伝統となっています。税理士科研究室に在籍すると税理士試験対策として設けられた,研究室生対象講座を受講することができます。講座の内容は税理士試験の勉強を始めたばかりの人を対象に簿記原論(簿記2級,3級範囲に相当)を行っています。また,研究室では勉強に集中できる環境づくりとして,学習スペースを設置しており,その他自由席,ロッカー,パソコン,スキャナーを自由に使用することができます。更に税理士科では税理士・税理士試験に関する多くの書籍を所有しており,その学問書や参考書・問題集・雑誌を自由に閲覧することができます。全ての研究室生対象講座は,税理士科研究室在籍者のみ受講できます。研究室に入室するためには入室試験を受ける必要があります。入室試験の受験対象者は本学部の法学部の学部生・大学院生・卒業生,及び他学部の学部生・大学院生・卒業生となっております。入室の際には,入室料(例年は在学生3千円・他学部生,卒業生3万円:年間)を納入する必要があります。毎年4月上旬に各研究室ごとに説明会を行います。その後,4月下旬,10月上旬に税理士科研究室単独の説明会を予定しています。研究室についての詳細情報や質問事項はこの時に確認してください。説明会,試験情報については随時掲示板にて公開しています。(常時研究室にて直接の質問も受け付けていますが,税理士試験の直前期などで,十分な対応が取れない場合もあります。)入室試験は主に5月上旬と10月中旬の2回を予定しています。試験内容は面接及び筆記試験となっています。(その年により試験時期・内容を変更する場合があります。試験前に説明会も行いますので,あわせて税理士科の掲示板をご確認ください。)メリット受講及び入室条件入室説明会入室試験人 数合格・科目合格の区分税理士試験合格同科目合格※人数には卒業生等を含む0名10名税理士科研究室とは?どんな研究室か税理士試験合格実績(令和5年度)税理士科研究室

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