日本大学法学部 令和6年度 学生研究室案内 デジタルパンフレット
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36(令和3年3月法学部経営法学科卒業)私は大学1年次に弁理士科研究室に入室し,2回の受験を経て,弁理士試験に最終合格することができました。最初になぜ私がこの勉強を始めようと思ったのかとこの勉強をしてよかったと思うことをお話しします。私は付属高校出身なのですが,学部選びの際に知的財産に少し興味があったので法学部に入学しました。法学部に入学してから弁理士の存在を知り,なんとなくやってみるかという軽い気持ちで勉強を始めました。弁理士の勉強をしてよかったなと思うことは時間をうまく使えるようになったことです。「遊び」「アルバイト」「学校の授業」と両立しながら,弁理士の勉強をしなければならなかったので,勉強してから友達と遊ぶ,アルバイトをしてから勉強をするなど時間をうまく使えるようになりました。次に,本研究室に入るメリットを3つお話しします。一つ目は,切磋琢磨しあえる仲間が身近にいるという点です。弁理士試験に合格するためには長期間の勉強が必要となるので,この長い期間一人で勉強をするのは中々過酷です。私自身何度も挫折しそうになりましたが,仲間がいたから勉強を続けられたと思います。二つ目は,金銭面についてです。通常であれば,弁理士試験の勉強をするためには資格予備校に通わなければならず,多額の授業料を払う必要があります。一方,本研究室を利用すれば,高い費用を払って予備校になど行く必要はありません。三つ目は,普通の大学生活を送っていただけでは関わることができない人に出会えるということです。本研究室は長い歴史のある研究室ですので,OB・OGの方々がたくさんいます。自分の事務所を持っている方,事務所で働いている方,企業の法務部,知財部で働いている方など様々です。そのような方々とお話をすることができ相談にも乗っていただけるので,知識が増え,いろいろな考え方ができるようになります。また,他の学生に比べ,就職活動も有利になると思います。出会いを増やすという意味で本研究室に入ってみるのもいいかもしれないですね。最後に,少しでも弁理士という資格に興味がある方は,とりあえず挑戦してみてください。大学生活は自分のやりたいことが自由にできる最後の時間です。「遊び」にしろ,「勉強」にしろ,自分が少しでも興味を持ったことがあればとことん挑戦してください。そして,有意義な学生生活を送ってください。小山田圭佑(令和元年度弁理士試験合格)合格者紹介④「とりあえずやってみよう!」

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