日本大学法学部 令和6年度 学生研究室案内 デジタルパンフレット
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18(令和4年4月日本大学法科大学院(既修)入学)(令和5年11月司法試験合格(在学中受験))(令和6年3月より司法修習生(予定))皆様はじめまして。令和5年度司法試験に合格しました宮川祐生と申します。令和5年度から,法科大学院在学中に司法試験を受けられる「在学中受験」が開始されました。これに伴い,法学部を3年で早期卒業して法科大学院に2年通い,大学院在学中に司法試験に合格するという「法曹コース5年一貫型」という制度が導入されました。私は大学1年生のころから司法科研究室に所属して常に研鑚を重ねたおかげで,大学3年生の時にこれを利用でき,本年度の司法試験にも無事合格することができました。私が司法科研究室に所属をし,司法試験合格を目指していた理由として,大学受験でうまくいかなかったリベンジを果たしたいという思いがありました。しかし当初目指していた予備試験経由での合格は,本試験に比べた場合の科目数の多さや受験者の質からして非常に難しく,大学に入り始めてから法律の勉強を始めたばかりの私にとっては,現実的ではありませんでした。ただ,予備試験経由での合格が難しくとも,司法科研究室で法科大学院経由での合格も視野に入れ,常に司法試験の短答式・論文式試験の勉強をしていました。そのため,学部では特待生に選ばれるほど高い成績を保つことができ,学部を早期卒業して,上で述べたような法曹コース5年一貫型での合格を掴めました。司法科研究室ではこのように,司法試験・法科大学院入試で問われる短答式・論文式試験を,答案練習会という機会で練習することができ,また本学出身の現職の弁護士の先生方のゼミを受講することができ,司法試験合格に必要な力を養うことができます。さらに成績優秀者は固定席を利用でき,集中して勉強ができる環境が整っています。加えて本学の法学部生・法科大学院生であれば,年間3000円の登録費という司法試験予備校と比べた破格の値段で,これらを利用できます。実際私も経済的余裕がなかったため,5年間アルバイトをしながら受験生をしており,司法試験予備校を利用することはできませんでしたが,このような恵まれた環境や価格のおかげで,経済的負担を軽減しながら勉強できました。司法科研究室がなければ,私は合格者になれなかったのです。司法試験は必ず受けなければいけない試験ではなく,他にも素敵な業界はたくさんあります。皆様は自分がされたいことをされるのが一番です。ただ,司法科研究室で司法試験を目指されるのであれば,皆様の合格を手厚くサポートしてくれますし,きっと良き友人や先生方にも出会えるはずです。司法試験にご興味のある方・人生のリベンジを果たしたい方,ぜひ司法科研究室の門を叩いてみてください。宮川 祐生(令和4年3月日本大学法学部法律学科卒業)合格者紹介①◆司法試験合格者からのメッセージ熱中できる環境がここにあります。

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