大学院教育情報

大学院教育研究情報

1. 教育研究上の目的に関する情報

  • 1. 研究科の教育研究上の目的

    大学院法学研究科

    教育研究上の目的

    社会科学を主な研究対象とし,現代における多様な社会現象を,高度な学理をもって法学・政治学的に究明するとともに,幅広い教養を身につけた専門性豊かな研究者の養成,社会の要請に応えた高度専門職業人の養成をなし,社会人の再教育によるキャリアアップを目指すための高度な教育を提示する。

    大学院新聞学研究科

    教育研究上の目的

    高度情報化された民主的社会におけるジャーナリズム及びメディアの公共的な重要性に鑑み,新聞学のより専門的な知識及び実践能力の涵養に努め,もって民主主義及び民主的社会の発展に資するという理念に基づき,新聞学に関する優れた研究・開発能力を持つ研究者,教員を養成すること及び新聞学に基づく高度な専門的知識・能力を持つ人材を養成する。

  • 2. 専攻単位の教育課程単位の教育研究上の目的

    大学院法学研究科

    公法学専攻/博士前期課程

    公法に関連する多様な講座を配し,国家(立法・行政・司法)組織,地方自治体ならびに国際組織等において活躍し得る人材の専門知識を向上すべく,公法等の理解と応用の能力を養成する。さらに,高等教育機関や研究機関等において,公法分野の専門的研究を志す者,その他公法分野に関する職業を志す者に対して,その実現に不可欠な教育を提示する。

    学位
    • 修士(法学)

    公法学専攻/博士後期課程

    公法分野に係る専門的教育により,将来,研究者又は高度な専門的職業に従事する志をもつ者に対して,専門的知識の修得のために必要な研究指導を行い,研究成果としての論文作成の指導を行う。

    学位
    • 博士(法学)

    私法学専攻/博士前期課程

    大学教育で学んだ知識を更に確実なものとし,これを応用しうる教育を行う。修了後には研究者,公務員,税理士あるいは一般企業の法務業務に携わる法律専門職として活躍し得る人材を養成する。このために法の歴史的発展や比較法の研究による法制度の理解を図り,法解釈の手法とその実践を試み,判例研究などの方法を通じての生きた法を理解教育・研究を行う。

    学位
    • 修士(法学)

    私法学専攻/博士後期課程

    研究者として活躍し得る人材,これに準ずる専門職に従事する人材を養成する。この目的の達成のために研究対象とする法の立法過程の研究,外国法の研究もしくは判例研究などを通じて法の運用状態を調査することを支援し,研究成果としての論文作成の指導を行う。

    学位
    • 博士(法学)

    政治学専攻/博士前期課程

    政治学を中心に隣接領域の多様な学科目を設置し,高度な専門知識と独創性を有する研究者を養成する。また,広い視野と高い専門知識を備えた高度専門職業人,政治に造形の深い市民の養成をなす。

    学位
    • 修士(政治学)

    政治学専攻/博士後期課程

    有為な人材が研究者への第一歩を踏み出し,本格的な研究者に育つために必要な深化した専門的教育を行い,研究成果としての論文作成の指導を行う。また,教育機関及び研究機関に従事するにふさわしい,幅広い視野,深い学識,高度な専門性を備えた人材を養成する。

    学位
    • 博士(政治学)

    大学院新聞学研究科

    新聞学専攻/博士前期課程

    現代社会における多種多様なジャーナリズム及びメディア現象を解明するため,理論,制度及び歴史の研究を基軸として,批判的思考力に裏打ちされた専門知及び実践知の涵養と修得を目指す。このため,様々な課題の中で,新たな公共性原理に基づくジャーナリズム及びメディア秩序の再構築を重要な課題として指導を行う。

    在学年数
    • 標準修業年限は2年。在学年数は,4年を超えることができない。
    学位
    • 修士(新聞学)
      専攻科目について30単位以上を修得し,さらに学位論文を提出し,かつ最終試験に合格した者に修士(新聞学)の学位を授与する。

    新聞学専攻/博士後期課程

    高度情報化された民主的社会におけるジャーナリズム及びメディアの公共的な重要性に鑑み,新聞学のより専門的な知識及び実践能力の涵養に努め,もって民主主義及び民主的社会の発展に資するという理念に基づき,停滞なき進展,変貌を遂げている新知識基盤社会において,新聞学に基づく高度専門職業人として,現在及び将来に出現する諸問題に有効かつ適切に対応できる人材,新聞学に基づく高度な専門的知識の開発と蓄積によって培われた洞察力,分析力及び問題解決能力を有した人材,博士号取得後,単に教育・研究機関に奉職するのみならず,企業,行政,教育及び国際機関における中核なポジションで活躍できる人材を養成することを目的とする。

    在学年数
    • 標準修業年限は3年。在学年数は6年を超えることはできない。
    学位
    • 博士(新聞学)
      必要な単位以上を修得し,必要な条件を満たした上で博士論文を提出した者に対して,学位認定試験を行い,合格した者に博士(新聞学)を授与する
  • 3. 学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

    大学院法学研究科

    博士前期課程

    【公法学専攻・私法学専攻】

    大学院法学研究科博士前期課程は,研究者・高度専門職業人を目指す人材の養成を目的としている。この人材養成の目的と日本大学教育憲章を踏まえ,本研究科の定める修了要件を充たし,かつ,修士論文審査及び最終試験により以下に示す資質や能力を備え,また,「日本大学の目的及び使命」を理解し,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」,「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を修得したと認められる者に対し,修士(法学),修士(学術)のいずれかの学位を授与する。

    修了の認定に関する方針

    〔DP-1〕豊かな教養・知識に基づく高い倫理観
    法律学全般にわたり基礎的事項を概説することができる知識を修得するとともに,それらを基に多角的な価値観・倫理観からものごとを俯瞰することができる。
    〔DP-2〕日本及び世界の社会システムを理解し説明する力
    国際社会が直面している問題について,日本国内にとどまらない視点により説明することができ,更に自身の意見をもって議論を展開し,積極的に問題に対処することができる。
    〔DP-3〕論理的・批判的思考力
    社会における様々な事象について,法律学的な観点から批判的に考察することができる。また,既存の枠にとらわれない思考力により,論理的推論を行うことができる。
    〔DP-4〕問題発見・解決力
    リサーチギャップ発見の手法を身につけ,自ら研究テーマを設定できる。
    研究に必要な情報調査能力を身に付け,適切な情報収集により,必要な情報に到達することができる。
    収集した情報の解析・分析から,法律学的な観点に基づく政策提言・企画をすることができる。
    〔DP-5〕挑戦力
    各自が選択した専門分野に対し,将来を見据えて継続的に取り組み,探究をすることができる。
    また,自分自身の適性を判断して,多様な選択肢の中から,自分にふさわしい進路を選ぶことができる。
    〔DP-6〕コミュニケーション力
    研究者としてのプレゼンテーションを通して自らの考えを的確に伝えることができる。
    積極的に他者と交流し,人的ネットワークを広めることができる。
    国内外においてコミュニケーションがとれる語学力と交渉力を身につけることができる。
    〔DP-7〕リーダーシップ・協働力
    研究者もしくは高度職業専門家としての自覚をもち,集団のなかで協働するとともに,切磋琢磨することができる。
    〔DP-8〕省察力
    学びながら自らの問題意識を発見し,自らの視野を広めることができる。
    生涯にわたり,社会人としての自己を高めるとともに,その経験を社会・共同体に還元することができる。

    【政治学専攻】

    大学院法学研究科博士前期課程は,研究者・高度専門職業人を目指す人材の養成を目的としている。この人材養成の目的と日本大学教育憲章を踏まえ,本研究科の定める修了要件を充たし,かつ,修士論文審査及び最終試験により以下に示す資質や能力を備え,また,「日本大学の目的及び使命」を理解し,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」,「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を修得したと認められる者に対し,修士(政治学),修士(学術)のいずれかの学位を授与する。

    修了の認定に関する方針

    〔DP-1〕豊かな教養・知識に基づく高い倫理観
    総合的な社会科学の知識から政策提言・企画ができるとともに,多角的な価値観・倫理観からものごとを俯瞰することができる。
    〔DP-2〕日本及び世界の社会システムを理解し説明する力
    国際社会が直面している問題について,日本国内にとどまらない視点により説明をすることができ,更に自身の意見をもって議論を展開できる。
    〔DP-3〕論理的・批判的思考力
    社会の政治現象や経済活動及び公共政策に関する基礎的事項を概説できるとともに,それらの知識を基に,学際的に考察し,論理的・批判的推論を行うことができる。
    〔DP-4〕問題発見・解決力
    リサーチギャップ発見の手法を身につけ,自ら研究テーマを設定できる。
    適切な情報収集を行い,必要情報に到達できる。
    情報の解析・分析を行い,論理的な解決策を提示することができる。
    〔DP-5〕挑戦力
    社会システムの抱える政治的・経済的課題に将来を見据えて継続的に取り組み,探究をすることができる。
    自分自身の適性を判断した進路を選ぶことができる。 〔DP-6〕コミュニケーション力
    研究者としてプレゼンテーションを通じて自らの考えを的確に伝えることができる。
    積極的に他者と交流し,人的ネットワークを広めることができる。
    国内外においてコミュニケーションがとれる語学力と交渉力を身につけることができる。
    〔DP-7〕リーダーシップ・協働力
    日本大学で育まれた「自主創造パーソン」としての自覚をもち,研究者もしくは高度職業人として,集団のなかで協働するとともに,切磋琢磨することができる。
    〔DP-8〕省察力
    学びながら自らの問題意識を発見し,自らの視野を広めることができる。
    生涯にわたり,社会人としての自己を高めるとともに,その経験を,社会・共同体に還元できる。

    博士後期課程

    【公法学専攻・私法学専攻】

    大学院法学研究科博士後期課程は,専門分野の研究者及びこれに準ずる専門職に従事する人材として,自立した研究活動を行うために必要な高度の研究能力を備えた人材の養成を目的としている。この人材養成の目的と日本大学教育憲章を踏まえ,本研究科の定める修了要件を充たし,かつ,予備審査及び学位論文の審査,最終試験により以下に示す資質や能力を備え,また,「日本大学の目的及び使命」を理解し,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」,「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を修得したと認められる者に対し,博士(法学),博士(学術)のいずれかの学位を授与する。

    修了の認定に関する方針

    〔DP-1〕豊かな教養・知識に基づく高い倫理観
    高度な研究能力の基礎となる豊かな学識を修得するとともに,多角的な価値観・倫理観からものごとを俯瞰することができる。
    〔DP-2〕日本及び世界の社会システムを理解し説明する力
    国際社会が直面している問題について,日々の変化を柔軟に捉え,日本国内にとどまらない視点により説明をすることができ,更に自身の意見をもって一貫性のある議論を展開できる。
    〔DP-3〕論理的・批判的思考力
    社会における様々な事象について,法律学的な観点から,論理的・批判的推論を明確に導出することができる。
    〔DP-4〕問題発見・解決力
    先行研究を適切に踏まえ,学術的及び社会的意義が認められるような研究テーマ及び問題設定を行うことができる。また,それらについてふさわしい研究方法から法律学的な観点に基づく政策提言・企画をすることができる。
    〔DP-5〕挑戦力
    各自が選択した専門分野に対し,新たに社会的課題を発見し,将来を見据えて継続的に探究に取り組むと同時に,独創性を発揮できる。
    〔DP-6〕コミュニケーション力
    研究者もしくは高度職業専門家としてプレゼンテーションを通じて自らの考えを的確に伝え,当該研究領域の発展に貢献することができる。
    積極的に他者と交流し,国内外に人的ネットワークを広め,研究者として自立することができる。
    〔DP-7〕リーダーシップ・協働力
    研究者もしくは高度職業専門家としての自覚をもち,集団のなかで協働するとともに,切磋琢磨し,社会へ貢献することができる。
    〔DP-8〕省察力
    生涯にわたり,研究者もしくは高度職業専門家としての自己を高めるとともに,その経験を,社会・共同体に還元できる。

    【政治学専攻】

    大学院法学研究科博士後期課程は,専門分野の研究者及びこれに準ずる専門職に従事する人材として,自立した研究活動を行うために必要な高度の研究能力を備えた人材の養成を目的としている。この人材養成の目的と日本大学教育憲章を踏まえ,本研究科の定める修了要件を充たし,かつ,予備審査及び学位論文の審査,最終試験により以下に示す資質や能力を備え,また,「日本大学の目的及び使命」を理解し,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」,「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を修得したと認められる者に対し,博士(政治学),博士(学術)のいずれかの学位を授与する。

    修了の認定に関する方針

    〔DP-1〕豊かな教養・知識に基づく高い倫理観
    高度な研究能力の基礎となる豊かな学識から政策提言・企画ができるとともに,多角的な価値観・倫理観からものごとを俯瞰することができる。
    〔DP-2〕日本及び世界の社会システムを理解し説明する力
    国際社会が直面している問題について,日本国内にとどまらない視点により説明をすることができ,更に自身の意見をもって一貫性のある議論を展開できる。
    〔DP-3〕論理的・批判的思考力
    社会の政治現象や経済活動及び公共政策に関する専門的事項を概説できるとともに,それらの知識を基に,学際的に考察し,論理的・批判的推論を明確に導出することができる。
    〔DP-4〕問題発見・解決力
    先行研究を適切に踏まえ,学術的及び社会的意義が認められるような研究テーマ及び問題設定を行うことができる。また,それらについてふさわしい研究方法から論理的な解決策を提示することができる。
    〔DP-5〕挑戦力
    社会システムの抱える政治的・経済的課題に将来を見据えて継続的に探究に取り組み,かつ,独創性を発揮できる。
    〔DP-6〕コミュニケーション力
    研究者としてプレゼンテーションを通じて自らの考えを的確に伝え,当該研究領域の発展に貢献することができる。
    積極的に他者と交流し,国内外に人的ネットワークを広め,研究者として自立することができる。
    〔DP-7〕リーダーシップ・協働力
    日本大学で育まれた「自主創造パーソン」としての自覚をもち,社会における研究者としての自己の役割を認識し,学界のなかで協働するとともに,社会へ貢献することができる。
    〔DP-8〕省察力
    生涯にわたり,研究者としての自己を高めるとともに,その経験を,社会・共同体に還元できる。

    大学院新聞学研究科

    博士前期課程

    大学院新聞学研究科博士前期課程は,専門研究者及びジャーナリストやメディア関連の専門職業人の養成を目的としている。この人材養成の目的と日本大学教育憲章を踏まえ,本研究科の定める修了要件を充たし,かつ,修士論文の審査及び口述試問により以下に示す資質や能力を備え,また,「日本大学の目的及び使命」を理解し,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」,「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を修得したと認められる者に対し,修士(新聞学),修士(学術)のいずれかの学位を授与する。

    修了の認定に関する方針

    〔DP-1〕豊かな教養・知識に基づく高い倫理観
    「ジャーナリズム」「メディア」「コミュニケーション」(以下,「新聞学」という)の総合的な知識から現代社会を捉えることができるとともに,多角的な価値観・倫理観からものごとを俯瞰することができる。
    〔DP-2〕日本及び世界の社会システムを理解し説明する力
    国際社会が直面している問題について,新聞学をめぐる学問的なバックグラウンドを持った視点により説明をすることができ,更に自身の意見をもって議論を展開できる。
    〔DP-3〕論理的・批判的思考力
    新聞学に関する基礎的事項を概説できるとともに,それらの知識を基に,学際的に考察し,論理的・批判的推論を行うことができる。
    〔DP-4〕問題発見・解決力
    リサーチギャップ発見の手法を身につけ,自ら研究テーマを設定できる。
    適切な情報収集を行い,必要な情報に到達できる。
    情報の解析・分析を行い,論理的な解決策を提示することができる。
    〔DP-5〕挑戦力
    社会システムの抱える課題を新聞学的な視点から問題設定し,将来を見据えて継続的に取り組み,自らの専門分野を活かした多用な手法で探究をすることができる。
    〔DP-6〕コミュニケーション力
    研究者としてのプレゼンテーションや自らの書いたテクストを通じて,考えを的確に伝えることができる。
    また,他者の書いたテクストを論理的に把握することができる。
    積極的に他者と交流し,人的ネットワークを広めることができる。
    国内外においてコミュニケーションがとれる語学力と交渉力を身につけることができる。
    〔DP-7〕リーダーシップ・協働力
    日本大学で育まれた「自主創造パーソン」としての自覚をもち,研究者もしくは高度職業人として,集団のなかで協働するとともに,切磋琢磨することができる。
    〔DP-8〕省察力
    学びながら自らの問題意識を発見し,自らの視野を広めることができる。
    生涯にわたり,社会人としての自己を高めるとともに,その経験を,社会・共同体に還元できる。

    博士後期課程

    大学院新聞学研究科博士後期課程は,国際的な研究水準を具備し,世界中に教育・研究の場を獲得しうる人材の養成を目的としている。この人材養成の目的と日本大学教育憲章を踏まえ,本研究科の定める修了要件を充たし,かつ,予備審査及び博士論文の審査,学位認定試験により以下に示す資質や能力を備え,また,「日本大学の目的及び使命」を理解し,日本大学の教育理念である「自主創造」を構成する「自ら学ぶ」,「自ら考える」及び「自ら道をひらく」能力を修得したと認められる者に対し,博士(新聞学)の学位を授与する。

    修了の認定に関する方針

    〔DP-1〕豊かな教養・知識に基づく高い倫理観
    高度な研究能力の基礎となる「ジャーナリズム」「メディア」「コミュニケーション」(以下,「新聞学」という)の豊かな知識から現代社会を捉えることができるとともに,多角的な価値観・倫理観からものごとを俯瞰することができる。
    〔DP-2〕日本及び世界の社会システムを理解し説明する力
    国際社会が直面している問題について,日本国内にとどまらない視点により説明をすることができ,更に自身の意見をもって一貫性のある議論を展開できる。
    〔DP-3〕論理的・批判的思考力
    新聞学に関する専門的事項を概説できるとともに,それらの知識を基に,学際的に考察し,論理的・批判的推論を明確に導出することができる。
    〔DP-4〕問題発見・解決力
    先行研究を適切に踏まえ,学術的及び社会的意義が認められるような研究テーマ及び問題設定を行うことができる。また,それらについてふさわしい研究方法から論理的な解決策を提示することができる。
    〔DP-5〕挑戦力
    社会システムの抱える課題を新聞学的な視点から問題設定し,将来を見据えて継続的に探究に取り組み,かつ,独創性を発揮できる。
    〔 DP-6 〕コミュニケーション力
    研究者としてのプレゼンテーションや自らの書いたテクストを通じて,自らの考えを的確に伝え,当該研究領域の発展に貢献することができる。
    積極的に他者と交流し,国内外に人的ネットワークを広め,研究者として自立することができる。
    〔DP-7〕リーダーシップ・協働力
    研究者としての自覚をもち,集団のなかで協働するとともに,切磋琢磨し,社会へ貢献することができる。
    〔DP-8〕省察力
    生涯にわたり,研究者としての自己を高めるとともに,その経験を,社会・共同体に還元できる。

  • 4. 教育課程の編成及び実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)

    大学院法学研究科

    法学研究科は,「社会科学を主な研究対象とし,現代における多様な社会現象を,高度な学理をもって法学・政治学的に究明するとともに,幅広い教養を身につけた専門性豊かな研究者の養成,社会の要請に応えた高度専門職業人の養成」を教育目標としている。
    この教育目標を実現するため,以下に示す方針に基づき,カリキュラムを編成する。

    博士前期課程

    博士前期課程・後期課程一貫の研究者養成教育を目的とした専門研究コースと,法律学・政治学の専門性を要する職業等に必要な能力を養成することを目的とした総合研究コースを設置する。
    専門研究コースは,現代社会における国内外の紛争や事件に対処するための法的・政治的手段を考察する能力を養うことができるよう,多様な科目を設置し,適格な能力の養成につとめて,さらには2カ国の言語による法律学・政治学原書を研究しつつ,修士の学位にふさわしいレベルの論文作成を指導し,博士後期課程への進学を支援する。総合研究コースは,高度な専門知識を有する公務員や教員,士業,民間企業等,職業人の養成を目指して,公法学・私法学・政治学に関連する社会科学を基本としながら,哲学的な洞察力を養成するための科目等も配置し,論理的・批判的思考力を深化できるような論文作成を指導し,法的能力の養成を効果的に進める。
    また,私法学専攻には,知的財産の実務を担当し得る人材の養成を目的とする知的財産コースを設置し,特許・実用新案,意匠,商標,著作権等の知的財産法を中心とする法律科目と実践科目(実務,政策,ビジネス)を密接に連携させた総合的かつ体系的な文理融合教育を展開するための科目を配置する。さらに,政治学専攻には,現職公務員の再教育及び公務員志望者のための教育を目的する公共政策標準コース及び同1年コースを設置し,公務員などの公共性の高い職業人として必要な能力を養うための科目を配置する。

    博士後期課程

    我が国のみならず,国際的な研究水準を具備し,以て世界中に教育・研究の場を獲得しうる人材を養成するため,入学者選抜において定めた専攻科目の研究指導を中心とし,博士前期課程に配置された科目の聴講のほか,専門分野の研究者として自立した研究活動を行うために必要な素養として,各学会での発表や学術論文の投稿などを経たのち,博士の学位にふさわしい高度なレベルの論文作成を指導する。

    大学院新聞学研究科

    博士前期課程

    新聞学研究科は,批判的思考力に基づく問題の分析能力や解決能力の涵養だけではなく,より高度で専門的な知識や倫理観が求められている現代社会の要請にこたえる人材養成を教育の具体的な目的としている。すなわち,新聞(ジャーナリズム)学における理論,制度,歴史の基幹研究部門の専門知だけでなく,広く社会環境やメディア環境に影響を与えている関連法制や関連政策などに関する知識を修得できる科目を構成している。さらに,こうした知識の蓄積や能力の育成を通して,批判的思考力に基づく問題の分析能力や解決能力だけでなく,高度な倫理観を涵養し得る教育課程を設定する。

    博士後期課程

    博士後期課程では,我が国のみならず,国際的な研究水準を具備し,以て世界中に教育・研究の場を獲得しうる人材養成を目標とする。
    この目標を達成するために,本研究科の博士後期課程では,一方では,指導教員による個別指導の下に,学生個々人の専門領域における研究を集中的に深める「特殊研究」及び「特殊演習」科目を設置する。他方では,これに加えて特定の専門領域を複数教員の参加によって幅広く多様な視点で検討する「合同演習」を設置する。従来大学院では,指導教員による個別指導が中心であったが,設置の趣旨に述べている如く,修了者がより幅広い知識を持って社会等で活躍することを企図している。そのために,複数の教員による指導体制を確立することもまた社会的な要請であることに鑑み,この合同演習を設置するものである。
    また,本学新聞学研究所の研究プロジェクトと連携する研究に参加することも可能である。研究所プロジェクトに参加することで,より研究志向的な各種調査手法と分析方法を体得し,自らの研究において利用するのみならず,他研究者や他の機関において実施された多くの社会調査の批判的解読や再利用も可能となる。

  • 5. 入学者の受入れに関する方針(アドミッション・ポリシー)

    大学院法学研究科

    博士前期課程

    博士前期課程では,当該専攻科目に関する先行研究を踏まえ,自ら学び,自ら考え,自ら道をひらく能力を備えた研究者あるいは高度専門職業人の養成を目指している。そのため,次のような資質や意欲を持つ学生を受け入れるものとする。

    1. 自らの研究テーマを探求し,自ら道をひらくことのできる法律学・政治学研究者を目指す者。
    2. 法律学・政治学の知識を実社会で活かし,高度専門職業人として活躍することを目指す者。
    3. 法律学・政治学に関する知識を修得し,より高度な専門性と教養を身に付けようとする者。

    入学者選抜においては,上記で求める人物像に基づき,研究者あるいは高度職業人となるべき素養を有する人材を求める。
    なお,修得しておくべき知識等の内容・水準は以下のとおりとする。

    • 社会科学についての基礎的な関心及びリサーチ能力。
    • 希望する専門分野に関する論理的・批判的思考力。
    • 博士前期課程修了までの明確な研究計画。

    博士後期課程

    博士後期課程では,高度な学理をもって法律学・政治学的に究明することのできる人材の養成を目指している。そのため,次のような資質や意欲を持つ学生を受け入れるものとする。

    1. 法律学・政治学の専門分野において,現代における多様な社会現象を高度な学理をもって究明できる研究者を目指す者。
    2. 大学等の高等教育機関において教育研究活動を目指す者。

    入学者選抜においては,上記で求める人物像に基づき,研究者となるべき専門能力を有する人材を求める。
    なお,修得しておくべき知識等の内容・水準は以下のとおりとする。

    • 我が国における法体系についての基礎的な知識。
    • 日本社会及び世界情勢について理解し,それらが直面している問題について持続的に対処できる資質及び深い教養と専門的な知識。
    • 博士後期課程修了までの明確な研究計画。

    大学院新聞学研究科

    博士前期課程

    新聞学研究科は,「ジャーナリズム及びメディアの公共的な重要性に鑑み,新聞学のより専門的な知識及び実践能力の涵養に努め,もって民主主義及び民主的社会の発展に資する」という理念に基づき,「新聞(ジャーナリズム)学に関する優れた研究・開発能力を持つ研究者,教員及び高度な専門的知識・実践能力を持つ高度専門職業人を養成すること」を目的としている。
    上記の目的に従い,本研究科は,社会科学や人文科学の基礎的素養に基づいて新聞(ジャーナリズム)学を専門とする研究者を目指す学生,並びにジャーナリスト及びメディアに関わる専門職業人を目指す学生・社会人,さらに我が国のアジアにおける学術戦略上の利点に鑑み,アジアを中心に広く海外からの留学生を受け入れる。

    博士後期課程

    学部において基礎的な幅広い教養を修得し,博士前期課程において現代的課題に対する批判的思考に基づく研究を実施する中で,専門的知識や分析能力や課題解決能力を深化させるが,さらに博士後期課程においては,博士論文にそれらの知識や能力を統合した研究において結実させることのできる人材を広く求める。
    また,ジャーナリズムにおいて進行する多文化社会を視野にいれて,博士前期課程において門戸を開いたアジアを中心に留学生を博士後期課程においても積極的に受け入れる。同様に,社会人に対しても,彼らの経験と知識を専門教育の中で学術的かつ体系的に整除し発展させる研究の機会を積極的に提供する。

2. 教育研究上の基本組織に関する情報

  • 6. 大学院の名称及び紹介

    大学院法学研究科

    社会科学を主な研究対象とし,現代における多様な社会現象を,高度な学理をもって法学・政治学的に究明するとともに,幅広い教養を身につけた専門性豊かな研究者の養成,社会の要請に応えた高度専門職業人の養成をなし,社会人の再教育によるキャリアアップを目指すための高度な教育を提示する。

    大学院新聞学研究科

    高度情報化された民主的社会におけるジャーナリズム及びメディアの公共的な重要性に鑑み,新聞学のより専門的な知識及び実践能力の涵養に努め,もって民主主義及び民主的社会の発展に資するという理念に基づき,新聞学に関する優れた研究・開発能力を持つ研究者,教員を養成すること及び新聞学に基づく高度な専門的知識・能力を持つ人材を養成する。

  • 7. 学科又は課程単位の名称及び紹介

3. 教員組織,教員数並びに各教員等に関する情報

  • 8. 教員組織
  • 9. 専任教員数

    博士前期/修士課程・博士後期課程

    研究科 専任教員数
    法学 46
    新聞学 9
    合計 55

    令和5年5月1日現在

  • 10. 教員の学位,専門分野,研究業績,その他業績等
  • 11. 学部等教員組織編制方針

    法学研究科

    専任教員数の遵守,教員の構成について

    大学院設置基準等関連法令に基づく必要な教員数を確保し,ジェンダー及び国際性に配慮し,特定の年齢に偏りの生じないよう適切に配置する。
    また「教育研究上の目的」である,社会科学を主な研究対象とし,幅広い教養を身につけた専門性豊かな研究者及び社会の要請に応えた高度専門職業人を養成するために,専門分野等のバランスを考慮した教員を構成する。
    なお,教員人事においては,専任教員の募集・採用・昇格等の規程に基づき,適切な手続きに従い,透明性を担保し適切に行う。

    教育効果に配慮したクラス編成,専任教員の授業負担への配慮について

    日本大学教育憲章に基づいた本研究科の「学位授与の方針」及び「教育課程編成・実施の方針」で示す8つの能力を養成するため,授業方法(講義,演習等)にあったクラス編成により,教育効果をより高めるよう努める。
    また,特定の専任教員に過重な負担が生じないよう,授業毎の負担を考慮し,バランスの取れた時間割を編成する。

    教員の適切な役割分担及び責任の所在の明確化について

    「教育研究上の目的」,「学位授与の方針」及び「教育課程編成・実施の方針」で示している教育研究の質及び水準を維持・向上させるため,大学院法学研究科運営委員会を中心とした組織的な教育研究活動を行うことにより,教育課程や本研究科の運営体制における専任教員の役割分担と責任の所在を明確にする。また教員組織編制の適切性について,定期的な点検・評価を実施する。

    教員の資質向上について

    大学院法学研究科FD委員会が中心となり,組織的,多面的なFD活動を実践し,教育研究活動等の自己点検・評価を実施することで,「学位授与の方針」及び「教育課程編成・実施の方針」に示す大学院生の能力を養成するために必要な教員の技能を向上させ,教員の資質向上を図る。

    その他,学部等として重視するポイントについて

    教員組織編制の適切性に関する点検・評価の結果に対しては,具体的な改善・向上に向けた取組を策定し,PDCAサイクルを確立し実行する。

    新聞学研究科

    専任教員数の遵守,教員の構成について

    大学院設置基準等関連法令に基づく必要な教員数を確保し,ジェンダー及び国際性に配慮し,特定の年齢に偏りの生じないよう適切に配置する。
    また「教育研究上の目的」である,新聞学に関する優れた研究・開発能力を持つ研究者,教員及び新聞学に基づく高度な専門的知識・能力を持つ人材を養成するために,専門分野等のバランスを考慮した教員を構成する。
    なお,教員人事においては,専任教員の募集・採用・昇格等の規程に基づき,適切な手続きに従い,透明性を担保し適切に行う。

    教育効果に配慮したクラス編成,専任教員の授業負担への配慮について

    日本大学教育憲章に基づいた本研究科の「学位授与の方針」及び「教育課程編成・実施の方針」で示す8つの能力を養成するため,授業方法(講義,演習等)にあったクラス編成により,教育効果をより高めるよう努める。
    また,特定の専任教員に過重な負担が生じないよう,授業毎の負担を考慮し,バランスの取れた時間割を編成する。

    教員の適切な役割分担及び責任の所在の明確化について

    「教育研究上の目的」,「学位授与の方針」及び「教育課程編成・実施の方針」で示している教育研究の質及び水準を維持・向上させるため,大学院新聞学研究科運営委員会を中心とした組織的な教育研究活動を行うことにより,教育課程や本研究科の運営体制における専任教員の役割分担と責任の所在を明確にする。また教員組織編制の適切性について,定期的な点検・評価を実施する。

    教員の資質向上について

    大学院新聞学研究科FD委員会が中心となり,組織的,多面的なFD活動を実践し,教育研究活動等の自己点検・評価を実施することで,「学位授与の方針」及び「教育課程編成・実施の方針」に示す大学院生の能力を養成するために必要な教員の技能を向上させ,教員の資質向上を図る。

    その他,学部等として重視するポイントについて

    教員組織編制の適切性に関する点検・評価の結果に対しては,具体的な改善・向上に向けた取組を策定し,PDCAサイクルを確立し実行する。

4. 入学者選抜,学生等に関する情報

5. 授業科目等に関する情報

6. 成績評価基準,卒業(修了)要件等に関する情報

7. 校地,校舎等の施設及び設備その他学生研究環境に関する情報

8. 学費等に関する情報

9. 学生の支援状況に関する情報

10. その他教育上に関する情報




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